独自のアルゴリズムに基づく資産運用サービスを提供する「お金のデザイン」は3日、既存株主の東京大学エッジキャピタルに加え、グロービス・キャピタル・パートナーズなどを引受先とする総額約15億円の第三者割当増資を実施したと発表した。今回の資金調達で、近日公開予定のユーザー向けサービスの向上と拡充、エンジニアの採用による開発チームの強化などに投資する。
「お金のデザイン」は、これまで当たり前とされてきた円預金ではなく、金融工学とテクノロジーを駆使した、独自のアルゴリズムによる高度なグローバル資産運用サービスを提供している。今回の第三者割当増資引受先は他に伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、電通デジタル・ホールディングス、伊藤忠商事など。
お金のデザインは2014年9月に、金融商品取引業者(投資運用業および投資助言・代理業)の登録を完了。同年11月からETF特化型資産運用サービス「ETFラップ」を招待制で提供している。15年12月1日には金融商品取引業者 (第一種金融商品取引業)の登録が完了した。
同社が提供するサービスでは、世界中のETF(上場投資信託)にアクセス可能なことや、パーソナライズテクノロジーで顧客に応じた資産運用プランを提案できること、年間の投資一任運用報酬は最高で1.0%など資産運用の低コスト提供を特徴としている。(ZUU online 編集部)
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