国産旅客機MRJ
(写真=Thinkstock/Getty Images)

MRJ(三菱リージョナルジェット)が2015年11月11日、初飛行に成功したYS-11の製造終了から40年を経て、 。国産のジェット旅客機の再誕生が いよいよ間近に迫っていると言えそうだ。航空路線を MRJが 飛び交う未来が実現すれば、日本航空史にも残る大きな一歩になるだろう。

三菱重工 <7011> の子会社でもある三菱航空機では、今後も国内でテストを行い、2016年第2四半期から米国ワシントン州モーゼスレイク市のグラント・カウンティ国際空港を拠点に飛行試験を実施する予定だ。また、2017年第2四半期の初号機納入を同社では目指していることが公表されている。

MRJのライバルとなるのは、ブラジルのエンブラエル、カナダのボンバルディアの老舗2メーカーと、新規参入組のロシアのスホーイ、中国商用飛機有限公司などだ。ジェット旅客機では世界2大メーカーである米国のボーイングと欧州のエアバスは、小型ジェット旅客機市場に参入しておらず、MRJにも競争に 打ち勝つチャンスは十分にある。


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予測からも、リージョナルジェット市場は有望だとみられている。日本航空機開発協会は、今後20年間で世界の航空旅客需要が約3倍まで拡大すると予測している。