生体認証,銀行
(写真=Thinkstock/Getty Images)

来年サービス開始予定の英国初アプリ専業銀行、アトム・バンク(Atom Bank)が、声と顔で認証するログインサービスを採用することで話題になっている。


従来の面倒なログイン・プロセスを大幅改善

「新しいスタイルの銀行を」というコンセプトのもと、2013年に元英メロトバンクの会長、アンソニー・トンプソン氏が新たに立ち上げたアトムバンクは、昨年英国での銀行業開設許可を獲得。スマートフォンのアプリのみで24時間365日取引きができるモバイル・バンキング・サービスを、来年から開始する予定だ。

顧客にとってはわずらわしい従来のログイン・プロセスを改善するために、アイルランドのソフトウェア会社、ダオン(Daon)の「Identity X」 という生体認証システムを取り入れ、将来的には指紋認証も検討中だという。

声、顔、パスワードを登録後、必要に応じて生体認証とパスワード入力の2通りのログイン法を選択できるというIdentity Xは、既に米国のファイナンス企業、USAAが採用しており、100万人を上回る顧客から大絶賛を受けている最先端のテクノロジーだ。


「銀行版Apple」といわれるメトロバンクの元会長らが集結

アトムバンクには既存のファイナンシャル・エクゼクティブのイメージを打ち破る、個性的な「頭脳」が集結している。

5年前にロンドンで開設され、「銀行版Apple」と形容されているメロトバンクで会長を務めたトンプソン氏、数々の英大手銀行でマーケティング・ディレクターやCEOとして手腕を発揮していたマーク・マレンCEO、元米ゴールドマン・サックスのアナリスト、ジム・オニール氏などの強者を、テクノロジーに精通したスキル軍団がガッチリとサポート。

マレンCEOは「我々がインスパイアされるのはほかの銀行ではなく、テクノロジーを賢く取り入れた銀行版Urberのような企業だ」という。

かつて英国では大手銀行数社がデジタルバンクを早期に導入しすぎ、見事に廃業に追い込まれたという例がある。しかしFinTechがファイナンシャル業界の常識となった今、アトムバンクの開設は時期相応といえるだろう。 (ZUU online 編集部)

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