2015年10大ニュース
(写真=Thinkstock/Getty Images)

2015年も残すところ1週間。ZUU onlineでは、今年の経済・政治ニュースの中から重要な10件をライターに選んでもらう「ZUU onlineライターが選ぶ 2015年10大ニュース」アンケートを実施した。

今年は「フォルクスワーゲン」「東芝」など有名企業の不正や偽装にからむニュースが複数ランクインしたほか、ISISによるテロ行為の関連ニュースが広く票を集めた。マーケットに目を向けると、18年ぶりに日経平均が2万円を超えた一方、世界同時株安もあり、山あり谷ありの1年だったことをうかがわせた。

ライターが投票した「10大ニュース」の中から、回答率が高い上位11ニュース(10位が2件あったため)を紹介する。アンケートは12月16日~20日にかけて行われた。

10位は「大塚家具」「日経平均高値」(回答率28%)

10位には、
・大塚家具、お家騒動:創業者の会長と長女の社長が対立、株主総会で会長の経営権奪回はならず、退任(3月27日)
・日経平均、18年半ぶりの高値:東京株式市場・日経平均株価終値 2万0868円03銭(6月24日)
の2件がランクイン。いずれも回答率は28%となった。

7位タイ「北陸新幹線」「東芝」「旭化成」(回答率31%)

続いて7位には3件のニュースが並んだ。
・北陸新幹線金沢開業:長野~金沢間開業 東京~金沢2時間28分(3月14日)
・東芝歴代3社長、不正会計問題で辞任:(7月21日)
・旭化成杭打ちデータ改ざん発覚:三井不動産が販売したマンションで1棟傾く(10月14日)

それぞれ31%の票を集めた。

旭化成杭打ちデータ改ざん発覚のニュースについては、
「『免震ゴム偽装』『化血研の血液製剤不正』やフォルクスワーゲンの排ガス規制逃れ、東芝の不正会計などを含め、今年は『改ざん』『偽装』『隠ぺい』などのニュースが多かったように感じます。特に杭打ちデータ改ざんでは今回の問題が『氷山の一角』との指摘もあり、今後の影響、対応なども気になるところです。またあらためて『コンプライアンス』が意識されるべきではないでしょうか」
とのコメントも寄せられた。

5位「TPP」「郵政3社上場」(回答率33%)

回答者の3人に1人の回答を集めたのが、
・TPP大筋合意:環太平洋経済連携協定(TPP)、交渉参加12か国が大筋合意(10月5日)
・郵政グループ3社初上場:日本郵政・ゆうちょ銀行・かんぽ生命保険、東証一部に上場(11月4日)
の2件だった。

TPPについては「TPPが目指す『非課税障壁の撤廃』がもたらすインパクトがあまりに大きいと考える」、郵政3社上場については「今年のIPOの象徴だった」「自社事業に大きな影響があった」との声が寄せられた。

4位に「IS、邦人男性殺害動画公開」(回答率39%)

4割近くの票を集め4位となったのが、
・ISIS(イスラム国)、邦人男性殺害の動画を公開:後藤健二さんと見られる(2月1日)
のニュースだった。

テロ行為と日本が無関係ではないことを強く印象づけたニュースであったことが投票につながったとみられ、回答者からは
「日本の姿が複数の面から顕になり、被害者はその犠牲のもとに多くのことを教えてくれています。その2点において極めて重要です」
「ISの影響が日本や日本人にまで及び、他国でのテロ行為が他人事ではないことを多くの日本人に認識させた。われわれの根本にある安心感を揺るがせるほどの衝撃があった」
との声が寄せられた。