(写真=PIXTA)
11月2日～6日の5日間、フランス・パリのノールヴィルパント展示場にて世界最大規模の建設・建築分野の展示会BATIMAT（バティマット）が開催された。このプロ向けの展示会は2年に一度開催され、最新設備の展示や新たな取引先との出会いを求めて、国内外から35万人もの人々が集まった。
大型のシャワーヘッドから水が降り注ぐ
2400超の出展ブース
バティマットは3つのテーマに分かれた展示会の総称で、建設分野全般のバティマット、浴室設備のIDEOBAIN（イデオバン）、冷暖房電気・エネルギー関係のINTERCLIMA+ELEC（アンテルクリマ＋エレク）で構成されている。
8展示場全館使用した会場には2436ブースの出展があり、51％の出展社がヨーロッパ近隣諸国をはじめ海外からの出展だった。なかでも中国からは300近いミニブースが各分野に出展し、アフリカからはフランス語圏の国からの参加があった。
浴室設備の展示会イデオバンは全会場に占める割合はいちばん少ないが、各社の展示のほかに「壁掛け式トイレ・節水・ユニバーサルデザイン・癒し」と注目度の高い4つのテーマの展示や講演、実演コーナーと見所が多かった。
オーバーヘッドシャワーと手持ちシャワー、壁に埋め込まれて設置されているのですっきりした印象。
ボタン操作の水栓の部分が棚板になっていて石鹸などを置ける
中央に磁気スピーカーを設置すると音楽が聴ける仕組み
