(写真=PIXTA)
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株式市場は年明け以降大幅な調整となっています。今年最初の取引となった4日は上海市場でサーキットブレーカーが発動されるなど中国株の急落を受けて日経平均が600円近い下げとなる波乱の幕開けとなりました。

その後も原油安などもあって下げが続いた日経平均は昨日に600円を超す今年最大の下落となり、昨年1月に付けた安値を下回って昨年来安値を更新しました。

そのため日経平均の25日移動平均からのかい離率は相場の底の目安とされるマイナス10%まで広がりましたが、個別銘柄ではマイナスかい離がさらに拡大しているものもみられます。

そこで今回はTOPIX500採用銘柄を対象に昨日時点での25日移動平均からのかい離率がマイナス15%以下となっている銘柄をピックアップしてみました。

例えばソフトバンクグループ <9984> ではかい離率がマイナス20%近くとなっているほか、公開価格を割り込んだゆうちょ銀行 <7182> でもかい離率がマイナス15%となっています。

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金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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