◎トレーディング
6.Robinhood ロビンフッド 「手数料ゼロのモバイル特化型オンライン証券」
米国で誕生した売買手数料が0円のオンライン証券会社。通常の証券会社でのビジネスモデルを覆すロビンフッドの勢いは止まらない。
収入源の一部になっている手数料を、信用取引での日歩や顧客の預かり資産から生じる金利でカバーしているのだ。
また莫大な資金を必要とする宣伝広告、顧客コールセンターの開設・運営、また投資についての情報提供などの一般サービスを一切行っていないのも特徴である。
7.eToro イートロ 「優れたトレーダーの売買がコピーできる」
イートロは2007年イスラエル・テルアビブで創立された世界最大級のソーシャル投資ネットワーク。
ゆうに1億人を超えるユーザーを記録し、世界の為替、株、商品の取引を差金決済取引(CFD)にて提供している「SNSトレード」である。
同社の特徴は何と言っても「優秀なトレーダーの売買がコピーできる」ことだ。知識がなく取引経験の浅い人でも有能なトレーダーの取引のマネすることができる。
また優れた結果を出していれば、逆に自身の取引をコピーする人も出てくるだろう。その時はコピーした人数によって受け取るボーナスが膨らむシステムになっている。
◎スマホカード決済
8.Square スクエア 「モバイルデバイスでクレジットカード決済」
スクエアはICカード対応のスクエアリーダーとスマホやタブレットがあれば、どこにいてもクレジット決済が可能な「モバイル決済型」システムである。
利便性や振り込みまでのスピードもさることながらセキュリティー機能にも優れており、クレジットカード読取りの間にカード情報が瞬時に暗号化される。
使用できるクレジットカードはVISA、MasterCard、American Expressで手数料は3.25%だ。
カード番号手入力によるオフライン決済も可能なのでネット環境とは無関係である。
9.SumUp サムアップ 「ヨーロッパにおけるSquare」
Sumupは拠点をドイツに置く“ヨーロッパ版スクエア”である。
クレジットカードの使用手数料は2.75%と、本元スクエアに比べて安価になっている。同社はICカードを無料で配布し初期費用も無料となっている。
創立2011年以来、日本を始め2013年に南米国にも進出を果たし、グルーポンとアメックスから資金調達を行ったことも話題となった。
10.Flint Mobile フリントモバイル 「スマホカメラから利用可能のクレジットカード決済 」
フリントモバイルは米国はレッドウッドに拠点を構えるベンチャー企業である。スクエアとは異なりICカードのような端末は不要で、スマホカメラを利用して決済処理ができる。
操作方法は簡単だ。スマホアプリを起動させた上で商品にタッチ、金額を入力していく。そしてスマホカメラのを使ってクレジットカードのナンバーを読み取り決済を行うという仕組みである。
店舗側の利点として、顧客のメールアドレスやFacebookのコメントなど詳細情報にアクセスできることが挙げられる。これで顧客動向を掴み店舗のマネジメントに役立てることが可能だ。
手数料の低さも魅力的である。主要であるVisaとMasterCardを扱っているが、手数料はクレジットカードで2.95%+0.2ドル、デビットカードで1.95%+0.2ドルとなっている。