第9位(6位) チャールズ・コーク (米国) 396億ドル
第9位(6位) デイヴィット・コーク(米国) 396億ドル

父フレッド氏が設立した石油精製会社を、私企業の巨大企業『コークス・インダストリーズ』に育て上げた経営者兄弟だ。もし同社が株式を公開したとすれば、世界の巨大企業をランキングしているフォーチュン500社でも、優にベスト20以内に入ると見られている。また両氏は米国の政界を揺り動かす「ティーパーティー」運動の資金元としても知られている。

第8位(14位) マイケル・ブルームバーグ(米国) 400億ドル

過去30年で1番人気のあるニューヨーク市長としても知られる同氏は証券会社大手のソロモン・ブラザーズに勤務し、同社の共同経営者にまで上り詰めた野心家だ。通信会社ブルームバーグを設立し、ウォール街の企業へ金融情報端末を販売して巨万の富を築き上げた。任期満了で市長を退任した後は、ブルームバーグにCEOとして復帰している。

第7位(5位) ラリー・エリソン(米国) 436億ドル

大手ビジネスソフトウェア企業オラクル・コーポレーションの共同設立者であると同時に、作家や教育者としての顔も持っている。4度の離婚歴のある私生活や、ヨットレースのスポンサーなど、様々な話題に事欠かない氏は、自宅を和風建築にするほどの親日家でもある。

第6位(16位) マーク・ザッカーバーグ(米国) 446億ドル

昨年の16位から一気にジャンプアップしたのは、FacebookのCEOザッカーバーグ氏。最年少でのトップ10入りとなった。2015年12月に妻プリシラ・チャン氏と共に設立した「チャン・ザッカーバーグ・イニシアチブ」に自身が保有するFacebook株の99%を生涯にわたって寄付すると発表している。