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AVENTADOR LP 750-4 SUPERVELOCE(画像=LAMBORGHINI Webサイトより)

あなたにとって、車の存在価値とは何だろうか? 単なる移動手段という人もいれば、コレクションのひとつという人もいるだろう。

仮に、移動手段のひとつであったとしても、手段としての価値の尺度はどうだろうか。安全性、快適性、積載性などがあると思いますが、同じ移動するなら速いほうがいい、という人もいる。

そこで今回は、世界中から速い車の情報を集めてみた。

ポルシェが速いのではないか? フェラーリが速いのではないか? と想像しながら読んでみて欲しい。読み始めるやいなや、世界にはポルシェでもフェラーリでもなく、とんでもなく速い車があるということが分かるはずだ。

※見出しの数字は最高時速

10位 ランボルギーニ アヴェンタドール スーパーヴェローチェ「今年日本にも納車」350km/h

2015年9月に日本に導入されたランボルギーニの「アヴェンタドール LP 750-4 スーパーヴェローチェ」(上写真)。最高出力552kWを発揮する6500㏄のV型12気筒エンジンを搭載した4WDで、ハルデックス社の7速自動変速を組み合わせている。

気になるタイヤは、ピレリPZEROコルサで、フロントが20インチ、リヤが21インチとなっていて、500kWオーバーのハイパワーを確実に路面に伝える。

ラインアップには、クーペタイプのクローズドボディとオープンになるロードスターの2タイプがあり、価格はクーペが約4800万円、500台限定のロードスターが約5200万円となっている。2016年に入り、すでに日本でも納車が開始されているので、街で見かけることがあるかもしれない。

9位 パガーニ・ゾンダ「ドイツの心臓を持ったスーパースポーツ」 350km/h

画像=PAGANI Webサイトより)
画像=PAGANI Webサイトより)

1999年にジュネーブショーでゾンダC12がセンセーショナルにデビューした。メルセデス・ベンツのV型12気筒エンジンを搭載し、最高出力394馬力を発揮する。

このCシリーズを超える存在としてFが発表されたのが2005年。最高出力602馬力を発揮する7300㏄のV型12気筒エンジンを搭載し、最高速度は時速345kmを記録している。

最も速いのは、2009年に発表されたサーキット仕様のRで、時速350kmを記録。ゾンダはどのモデルもお値段は億のレベルだが、スポーツカーらしいエキゾーストサウンド(排気音)が特徴で、市街地で走らせたらその存在感を十分に感じさせる迫力あるものとなっている。