3位 ブガッティ・ヴェイロン・グランドスポーツ「サーキットでこそ走りたい」407km/h

3億円とも言われるブガッティ・ヴェイロン・グランドスポーツ。ブガッティはフランスの自動車メーカーだが、フォルクスワーゲンの資本が入ってからリリースされた最初のモデルがヴェイロンだ。

V型8気筒エンジンを2つ組み合わせたレイアウトの8000㏄W型16気筒エンジン+4ターボを搭載しており、最高出力は736kWを発揮する。4WD+7速シーケンシャルミッションを採用しており、指定タイヤ・ホイールの利用で最高速度へのチャレンジが認められている。

日本でも数台走っているのが目撃されているが、そのハイパワーを発揮する場所は富士スピードウェイや鈴鹿サーキットなど、一部の大規模なサーキットのみと言えよう。

2位 ケーニグセグ アゲーラR「ブガッティの王座を揺るがしうる存在」418km/h

スウェーデンのスーパーカーメーカー、ケーニグセグが2011年にリリースしたのが「アゲーラ」だ。

CCRと同様、V型8気筒エンジンを搭載している。CCRとの違いは排気量が5000ccで、スーパーチャージャーではなくツインターボを装着していること。スーパーチャージャーはメカニカルロスがターボよりも顕著なため、アゲーラRではターボを採用している。2013年モデルのアゲーラRでは最高出力が1140馬力にアップされ、世界最高峰のスポーツカーとしての足場を固めている。

またケーニグセグでは、2016年のジュネーブモーターショーで「アゲーラone:1」を発表。最高速度は時速440kmという情報が出されていて、正式に発売されればブガッティ・ヴェイロン・スーパースポーツを上回ることになる。そうなれば当面、ケーニグセグとブガッティから目が離せない状態になりそうだ。

1位 ブガッティ・ヴェイロン・スーパースポーツ「お金があっても売ってくれないかも」430km/h

ブガッティ・ヴェイロン・スーパースポーツ
(画像=BUGATTI Webサイトより)

フォルクスワーゲンの資本が入ったフランスの自動車メーカー「ブガッティ」。スーパースポーツカーとして知られるヴェイロンの中でも、世界最高速を誇るのがヴェイロン・スーパースポーツだ。総額300万円レベルのタイヤとホイールを使うことで、最高時速430kmへのチャレンジが認められる。

W16エンジンというのは聞きなれないかもしれないが、V型8気筒エンジンを2つ組み合わせたレイアウトによるもの。4気筒1基ずつのターボチャージャーが装着されており、最高出力1000馬力オーバーを実現しているのだ。

東京では六本木周辺で見かけることがある車で、数あるスーパースポーツカーの中でも、比較的出合う可能性のある車だ。しかし、購入には5000万円の予約金が必要で、さらに販売会社を通じてメーカーの審査を通った人しか買えないようになっている。

価格は3億円くらいだが、「ちょっと儲かったから買いたい」と思ってもなかなか手に入らないのがブガッティなのだ。(ZUU online 編集部)

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