投資のヒント,決算集計速報
(写真=PIXTA)

先月下旬からスタートした3月期決算企業の本決算発表も終盤となっています。こうしたなかゴールデンウィーク中に一旦減った決算発表も先週は再び増え、先週末が決算発表のピークとなりました。

そこで今回は決算発表ピークとなった先週末と昨日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象にその決算を集計してみました。

そのなかにはコンセンサス予想を上回る強気の業績予想を発表して買われた銘柄もみられます。

例えば飯田グループホールディングス <3291> や日本板硝子 <5202> 、大正製薬ホールディングス <4581> 、住友ベークライト <4203> などで、大正製薬ホールディングスはマーケットの減益予想に対して会社予想が増益予想となったことから昨日の後場に上げ幅を広げ年初来高値を更新しています。

決算集計(5月13日-16日発表分)1

決算集計(5月13日-16日発表分)2

決算集計(5月13日-16日発表分)3

決算集計(5月13日-16日発表分)4

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

【関連リンク】
円高・減益は織り込み済み
マイナス金利下の銀行決算見通し:高配当狙いの投資機会を検証
【決算メモ】トヨタ(7203)
FOMC議事要旨が今週最大のポイント
上海株 軟調なスタートか 冴えない経済指標を受けて経済減速懸念が再燃か