(写真=PIXTA)
先月からスタートした3月期決算企業の決算発表も本日でほぼ終わりとなりましたが、決算発表では業績の実績と見通しとともに配当予想も多くの企業で発表となっています。
こうしたなかマーケットで株主還元への関心が高まっていることもあって新たに発表となった配当予想をもとに配当利回りをチェックしてみると、日本を代表するような企業のなかからも魅力的なものをみつけることができます。
そこで今回はTOPIX100採用の3月期決算銘柄を対象に新たに発表となった配当予想で計算した配当利回りが2.5%以上の銘柄をピックアップしてみました。
そのなかには日産 <7201> や住友商事 <8053> 、三井住友フィナンシャルグループ <8316> などのように配当利回りが4%を超えるものも幾つかみられるほか、武田薬品工業 <4502> やJXホールディングス <5020> のように3%台後半のものもみつけることができます。
金山敏之(かなやま･としゆき)
マネックス証券
シニア･マｰケットアナリスト
【関連リンク】
・
決算発表通過で上昇した日経平均のEPS
・
マイナス金利下の銀行決算見通し:高配当狙いの投資機会を検証
・
【決算メモ】トヨタ(7203)
・
FOMC議事要旨が今週最大のポイント
・
上海株 軟調なスタートか 冴えない経済指標を受けて経済減速懸念が再燃か
