戦後の日本 平和主義に基づく法律に改定

こんな点にも着目された。安倍首相が心から遂行したい任務の1つに「戦後の平和主義に基づいた上での法律の改定」がある。これには隣国で経済・軍事共に急成長を続ける驚異的な中国の存在が大きく影響されていると伝えている。自衛隊への活動や強化を視野に入れながら、軍事への介入範囲など、どのようにリバイズされていくのかが注目されていると伝えている。

抜本的改革が必要 消費者価格も上げる覚悟で

豪州では日本国内でもこれからのAbenomicsに対し、厳しい声が上がっていることを伝えた。Abenomicsの強化・成長について強固たる抜本的改革が必要であると言われていることと合わせて、消費者価格を吊り上げる覚悟も必要であると伝えている。

また「国民に約束したことを守るという当たり前の行為が何よりも重要である」そう言った日本国民の直球的な意見も関心を呼んだ。

豪州の国会にも元ミュージシャン

今回の選挙では芸能・スポーツ関係からの出馬が目立ったように思える。例えば沖縄出身、SPEEDのメンバーである今井絵理子さん。若い政治家が続々と誕生する日本の風潮を見ていると、豪州の国会席に座る政治家の平均年齢は極めて高いと言えよう。

多少余談になるが、豪州にも破天荒な政治家がつい最近まで存在した。環境活動家でロック系シンガーのPeter Garrett氏である。「汗をかいて働くこと」を経験している、いわゆる這い上がりの政治家で、なんと大臣経験者だ。好感度も高く、テレビに良く出演し、わかりやすく教育問題を語る子供たちの見方でもあったのである。