自宅を第三者に貸し出すための仲介サイト『Airbnb』。世界で1,700万人以上が利用しているとされていますが、日本ではまだ馴染みの薄いサービスかもしれません。そこで、実際にAirbnbを利用した人たちに体験談を聞いてみました。
利用者はおおむね好意的?
アメリカ・ニューヨーク在住の高橋さん(女性・28歳)が最初にAirbnbを使うようになったのは2013年の春です。
「ニューヨークへ1週間旅行するときに初めて利用しました。キッチンなどが自由に使えるのがポイントでした」
以来10回以上利用しているそうです。「アメリカ、イタリア、ブラジルなどで利用しましたが、どの国のホストも良い方ばかりでした」と、嫌な思いをしたことは特にないといいます。
「強いてあげるなら掲載写真のイメージよりも部屋が小さかったり、安っぽい作りだったりするくらいですね」――。それも何度か利用するうちに写真を見る目が養われてきて、よりきちんとした物件を選ぶことができるようになるそうです。
髙橋さんが特に印象に残っているのは、イタリアのプーリア州のトルッロ式の家に家族で宿泊したときのこと。
「滞在最終日が息子の誕生日だったんですが、それを知ったホストの方がケーキを用意してくれたんです」。さらにホストの家族と一緒に庭でバーベキューパーティーもしたそうで「一度きりの出会いでしたが、良い時間を過ごしました」。
Airbnbならではの温かい交流を振り返ってくれました。