先月の中旬からスタートした小売り企業を中心とした2月期決算銘柄の第1四半期決算も先々週で終わりとなりました。そのため7月に入って決算を発表した銘柄でも決算発表終了から1週間以上が経過しており、決算後のアナリストの業績予想や株価の見直しもある程度進んだとみられます。
そこで今回は最高益更新が期待される2月期決算銘柄のなかから、目標株価コンセンサスが株価を1割以上上回り、値上がりが期待できそうな銘柄をピックアップしてみました。
そのなかでも特に目標株価コンセンサスと株価のかい離が大きいのがヨンドシーホールディングス <8008> で、目標株価コンセンサスが株価を5割以上上回っています。また、アダストリア <2685> やイオンモール <8905> でも目標株価コンセンサスが株価を4割以上上回っています。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券
シニア・マーケットアナリスト
【関連リンク】
・
電子部品株に妙味あり
・
日銀金融政策決定会合プレビュー:効果と副作用の整理
・
【決算メモ】日本電産(6594)
・
FOMCの声明文に注目
・
上海株 底堅い展開か