JPX日経400
(写真=PIXTA)

先週末にJPX日経インデックス400の構成銘柄の定期入れ替えが発表されました。ダイハツ工業の上場廃止にともない採用銘柄数が399銘柄となっていたことから今回は昨年より34銘柄が新たに採用され、33銘柄が除外となり、昨年と比べ新規採用も除外もともに9銘柄少ない入れ替えとなりました。そして今月31日には入れ替えが実施となります。

そこで今回は新規採用となった銘柄のなかから上値余地のありそうな銘柄を取り上げてみました。具体的には新規採用34銘柄のなかから目標株価コンセンサスが株価を1割以上上回るものをピックアップしています。

例えば業績の大幅な上振れが期待されている日本水産 <1332> では目標株価コンセンサスが株価を8割以上上回るほか、JAL <9201> でも目標株価コンセンサスが株価を5割以上上回っています。

◆JPX日経インデックス400に新規に採用された銘柄で目標株価コンセンサスが株価を1割以上上回る銘柄

もう一つのヒント

◆12日の決算発表スケジュールは

3月期決算企業の第1四半期決算も今週でほぼ終わりとなります。こうしたなか12日は東芝 <6502> や日本郵政グループ3社などが決算発表を予定しています。

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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