3月期決算企業の第1四半期決算も終了しましたが、日本経済新聞の集計では円高により製造業が苦戦したことなどでこの第1四半期の経常利益が17%減となり、第1四半期としては4年ぶりの減益になったとのことです。
そして当初は増益を見込んでいた通期も小幅な減益となる見通しです。しかし、こうしたなかでも最高益更新が期待される銘柄も少なからずみられます。
そこで今回はこうした最高益見通しの銘柄のなかから強気(強気とやや強気の合計)の評価が7割以上と特に高いものをピックアップしてみました。
例えば日本電産 <6594> では強気の評価が15人にのぼり、強気評価の割合も9割近い水準となっています。そのほかいすゞ自動車 <7202> や三井不動産 <8801> でも強気の評価が10人を超えており、強気の割合も8割以上となっています。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券
シニア・マーケットアナリスト
【関連リンク】
・
2つの200日移動平均超え
・
米早期利上げを裏付けるこれだけの根拠
・
判断を迷わせる微妙な雇用統計
・
引き続き利上げを巡る思惑が重要に
・
先週の中国株式市場 ― 上海株 強弱材料が交錯するなかほぼ横ばい 200日移動平均線がサポートに―