9月株主優待,実質利回り
(写真=PIXTA)

株式銘柄を選ぶうえで「投資した金額に対して優待や配当の利回りがどれくらい高いか」を知るのは基本中の基本だ。

この利回りには「配当利回り」と「優待利回り」の2種類があり、投資した金額に対してその両方を考慮して計算したものを実質利回りという。例えばある企業に10万円投資した場合に、年間3000円分の優待と配当金2000円が入る場合、実質利回りは5%となる。

ちなみに日経平均株価に投資した場合の平均の配当利回りは1.84%(2016年9月14日現在)ということなので、優待と配当の両方を合わせた利回りとはいえ5%という数字は比較的高めだといえる。

実際、配当だけでなく優待も同時に考慮することで非常に大きな利回りを持つ銘柄が市場に多く存在している。そこで年間の実質利回りが9%を超えるような高利回りの銘柄を12銘柄選定しご紹介したい。※利回り計算の基準は2016年9月15日の終値を基準とする。

12.利回り9.0% リゾートソリューション <5261>

【権利月】3月・9月
【株価】321円
【必要投資金額】321000円
【優待内容】年2回
A.1000株保有でライフサポート会員権1枚(ゴルフ場・リゾート施設などで利用可能)
B.リソルファミリー商品券2000円券
1000株保有で6枚12000円分
3000株保有で9枚18000円分
5000株保有で10枚20000円分
※自社グループ運営の各施設で一人1日2枚まで利用可

11.利回り9.17% ニッコー <5343>

【権利月】3月・9月
【株価】109円
【必要投資金額】109000円
【優待内容】年2回

◯1000株以上保有で下記2コースから1コース選択
A.5000円相当の自社陶磁器商品5点から1つ選択
B.自社オンラインショップの商品5000円割引クーポン1枚

◯5000株以上保有で下記2コースから1コース選択
A.10000円相当の自社陶磁器商品5点から1つ選択もしくは5000円相当の自社陶磁器商品5点から2つ選択
B.自社オンラインショップの商品5000円割引クーポン2枚

10.利回り9.27% ヤマダ電機 <9831>

【権利月】3月・9月
【株価】496円
【必要投資金額】49600円
【優待内容】年2回 所有株式数、所有年数に応じて500円相当(1000円購入につき1枚利用可)の割引券を進呈

【3月】
100株保有で2枚
500株保有で4枚
1000株保有で10枚
10000株保有で50枚

【9月】
100株保有で4枚
500株保有で6枚
1000株保有で10枚
10000株保有で50枚
※長期保有で枚数は増える

9.利回り9.67% 平和 <6412>

【権利月】3月・9月
【株価】2275円
【必要投資金額】227500円
【優待内容】年2回 PGMゴルフ場の株主優待券
100株以上2枚
200株以上4枚
300株以上6枚
400株以上8枚

※1枚につき1名のみプレー代より最大3500円割引
※1回につき複数枚のご利用可。
※利用可能日:平日、土日祝日(1月(1月1日を除く)、2月、7月、8月のみ)

8.利回り9.67% SDエンターテイメント <4650>

【権利月】3月・9月
【株価】668円
【必要投資金額】66800円
【優待内容】年2回 自社及び健康グループ商品から希望の品を発送
100株保有で3000円相当
200株保有で6000円相当
400株保有で12000円相当
600株保有で15000円相当
1000株保有で18000円相当

7.利回り10% ヒロセ通商 <7185>

【権利月】9月
【株価】1160円
【必要投資金額】116000円
【優待内容】
100株保有で10000円相当の食品等詰め合わせ
1000株以上で30000円相当の食品等詰め合わせ

6.利回り10% オンキョー <6628>

【権利月】3月・9月
【株価】100円
【必要投資金額】10000円
【優待内容】年2回
【3月】
AV機器やPCを購入できる総合ショッピングサイト「ONKYO DIRECT」で利用できるクーポン券。100株保有で1000円相当、3000株以上で3000円相当、5000株以上で6000円相当、8000株以上で8000円相当、30000株以上で8000円相当に加えてオンキョー製品

【9月】
ハイレゾ音源配信サイト「e-onkyo music」で利用できるクーポン券。100株保有で1曲分、3000株以上で1曲分、5000株以上で3曲分、8000株以上で8曲分、30000株以上で8曲分。