どんな職場にいたとしても、会社の方針に疑問を抱いたり、仕事への情熱が薄れたりする瞬間は誰にでも訪れるものであろう。

日ごろ、時間に追われて何かと忙しいビジネスパーソン。ゴールデンウイークは、仕事への向き合い方について、じっくり考える時間にしてみてはどうであろうか。

ビジネスの現場が舞台となっている映画は、新旧、古今東西、さまざまにあるが、、Amazonビデオで無料視聴でき(4月末現在)、仕事への向き合い方について考えさせられる映画5作品を紹介したい(文中敬称略)。

研究者を辞め実家の町工場を継いだ主人公と仲間達の奮闘――WOWOW版「下町ロケット」

2015年にTBS系で放映されて話題になったテレビドラマとは別に、2011年にWOWOWで放映されていた作品がAmazonビデオで見られる。

かつては研究者としてロケット開発に携わりながらも、現在は実家の小さな町工場を経営する主人公・佃航平を三上博史が演じる。彼を中心に、中小企業と大企業、それぞれの場所で志を貫き、戦いつづける男たちの姿と心象が細やかに描かれている。

さまざまな形の理想と現実、そして夢を抱えながら、仕事に実直に熱く向き合う男たちのヒューマンドラマだ。

あらためて唯一のカリスマの仕事を振り返る――「スティーブ・ジョブズ」