北朝鮮が5月14日新たにミサイルを発射、ミサイルは800キロほど飛び、朝鮮半島の東400キロの地点に落下した。通常よりも高い高度まで打ち上げる「ロフテッド軌道」を使って発射されていると見られており、最高到達高度は2000キロ。高高度に打ち上げることで距離を抑えた可能性があり、実際の射程距離は4000キロを超える恐れがある。これが事実であれば日本の大部分はもちろん、ウラジオストクや北京などロシアや中国の大都市を射程に収めることになるのだが、菅義偉官房長官は「ミサイルが日本に飛来しないと判断し、Jアラートは使わなかった」と発表した。北朝鮮情勢が緊迫する中で、Jアラートとはいったいどんなものなのだろうか。

スマホでもフィーチャーフォンでも

日朝関係,北朝鮮
(画像=内閣官房Webサイトより)

Jアラートは、総務省消防局が運営している国民保護のための全国瞬時警報システムだ。地震などの自然災害や、今回のようなミサイル発射など国民の命に関わる重大事件が起きた際、国民に警戒を呼びかけるために利用される。

気象庁の緊急地震速報や、内閣官房の発表する国民保護に関する情報を衛生を通じて送信。市町村が受信して、防災無線やスマートフォンなどへのエリアメールなどで伝える仕組み。

北朝鮮情勢であれば、ミサイルの発射が確認された際、日本に着弾すると判断された場合、屋内避難の呼びかけを行うほか、上空を通過した場合や領海外に落下した場合にも状況に応じて情報の共有を行う。

ドコモ、au、ソフトバンクなど、大手キャリアを利用している場合、スマートフォンでもフィーチャーフォンでも設定をオンにすることで、Jアラートは自動に届くようになっている。

しかし11日の消防庁の発表では、ほとんどのスマホや携帯電話が緊急速報メールを受信できるものの、一部のスマートフォンでは受け取れないものもあるとのがあると発表。 iPhoneの場合は、どのSIMを使っていても受け取ることができるため、旧型のアンドロイド端末で格安SIMを使っている場合に、受け取れないケースがある 。

受信できないスマホを使用している場合でも、「Yahoo防災速報」などJアラートを受け取ることのできる専用のアプリをダウンロードすることで対応することができるという。

北朝鮮情報の先行きが不安視される中、もしもの事態への備えは重要だ。ミサイルが日本に向けて発射された場合の着弾までの時間はおよそ10分。わずかな時間が安全を左右するだけにできる対策はとっておくべきだろう。(ZUU online編集部)

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