マンション経営をする上で、最も重要な要素とされるのがその物件の「立地」です。いくら設備が充実している新しい物件でも、駅やバス停から遠く交通の便が悪い立地の場合、その物件の価値は落ちてしまいます。
では、マンション経営をするにはどこが最適なのでしょうか。今回は東京都にスポットライトをあて、東京都でのマンション経営が有効である理由を解説します。
人口に関して
近年、少子高齢化が叫ばれる日本ですが、高齢者の寿命は年々高まっています。その一方で、日本の人口自体は減少傾向にあります。日本全体では人口減少の一途をたどっているにもかかわらず、投資方法としてマンション経営をするなど、不安に思う方も多いかと思います。
しかしながら、マンション経営には安定的な収入を見込めるというメリットがあります。総務省の「住民基本台帳人口移動報告 平成28年(2016)結果」によると、東京圏は21年間連続で人口が増加しています。
さらに、近年では外国人の人口も増加しています。この流れは、東京オリンピックの決定に伴い2020年までは続きそうです。そのため、人々はさらに東京都に集まり、一極集中化することが予想されるのです。
また、大学キャンパスの「都心回帰」が進んでいることもポジティブな事象です。23区内の都心へ学生が集中することで、毎年数万人単位での居住が見込まれています。このような風潮から都心ではワンルームマンションが多く求められてきています。
単身世帯が増加している
生涯未婚者も近年増加していると言われており、必然的にワンルームマンションの需要が高まっていることが分かるかと思います。
さらに、ワンルームマンションの経営をすすめるもう一つの理由として、ファミリー世帯は2K以上のマンションなどを購入することが多いことが挙げられます。同じ家賃を払うのなら、マンションを購入して資産を持とうとするからです。しかし、ワンルームであれば購入するというよりも、賃貸で住みたいというニーズが高いと考えられます。
アジアヘッドクォーター特区について
東京はアジア屈指のインフラ、金融、市場などを誇る都市です。それらの特徴を生かした「アジアヘッドクォーター特区」を制定しました。これはアジア地域の外国企業を、税制を優遇することで誘致する試みのことです。実際、2015年に大手製薬企業の誘致にも成功しています。
海外の企業を誘致することで雇用が生まれ、居住する場所が必要となります。そうすることで賃貸物件の需要が高まり、空室率も減ることとなります。以上のことからも、アジアヘッドクォーター特区構想はマンション投資への大きな追い風であると言えそうです。
世界の注目も東京に集まっている
例えば中国では急激な経済の発展とともに、不動産価格も急騰していますし、アメリカでは不動産投資の競争率も高いです。これらの影響から、比較的物件価格も安価で、利回りが高いとされる東京都での不動産投資に注目が集まっています。
アジアヘッドクォーター特区などでは、単身世帯は劇的に増加し人口が増加傾向にあるなど、ポジティブな要素が重なってきているのが現状です。高い利回りが期待できそうな東京のマンション投資を、あなたも一度検討してみてはいかがでしょうか。(提供: 不動産投資セミナー )
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