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USJのハリーポッターがディズニーの集客に影響か?!

毎年夏に来場者のピークを迎えるディズニーランドの夏の来場者数は100万人~150万人と言われていますが、7月15日に開始されたUSJのハリーポッターのテーマパークはオープン初日には3000人の行列ができるなど大きな話題を呼んでいます。USJの8月における平均来場者数予想は約100万人となっていますが、今年はハリーポッターの影響で100万人を軽く超えてくることが予想されます。しかし、遊園地に行く人が極端に増えるということではなく、あくまで他観光施設との顧客争奪戦と考えれば、USJのハリーポッター効果で上乗せされる来場者はどこかの観光施設のシェアを奪っているとも考えられます。可能性があるとすれば東京と大阪の中間にある東海・中部地方の観光客は大阪の方に流れるのではないかと考えることができるため、お盆には入場制限がかかることもあるディズニーランドは平年に比べて比較的空いているということが起こりえるかもしれません。


総工費は20億円!シンデレラ城のプロジェクションマッピング

2014年5月に開始されたイベントキャッスルプロジェクション「ワンス・アポン・ア・タイム」は総工費20億円を投じて製作されています。こちらは期間限定ではなく通年イベントとなっていますが、閲覧席は全席指定の抽選となっており来場者の中でも楽しめる人は一握り。今年5月の完成は今年の夏の観光客を視野にいれた展開となっており現在は首都圏だけでなく東海地方でもテレビCMを放送しています。そのためディズニーランドの現段階で夏の勝負球はイベントキャッスルプロジェクション「ワンス・アポン・ア・タイム」となっており、こちらがどれだけお客さんを呼び込むことができるかという点にかかっているでしょう。