ここ最近、急に株価があがってきているアドバンテスト・メディア。注力の商品は音声認識ソフトですが、これがどういうもので、なぜ株価に反映しているのかそしてこれからも期待できる企業なのか、他にはどういうものを作っている会社なのかアドバンテスト・メディアの今後の動向を調べてみました。
アドバンスト・メディアの会社概要
アドバンテスト・メディアは、音声認識ソフトの主力商品「AmiVoice」(アミボイス)を製造、販売などを手掛ける会社です。事業形態としては3つにわかれており、1つは「AmiVoice」の企画、設計等を手掛ける事業、2つめは「AmiVoice」を組み込んだアプリケーション商品を提供する「ライセンス事業」3つめは、企業や、一般の消費者に「AmiVoice」を組み込んだ商品を提供する「サービス事業」にわかれています。
事業は、どれも音声事業の単一をいろいろな分野に提供しているという企業です。グループ会社で、子会社は、タイにある「アミボイス タイ」と株式会社グラモというネットワークを利用した機器装置の開発・販売を行っている会社があります。また業務提携では、アメリカのネバタ州にあり「グラモ アメリカ」という会社でこちらも音声事業を手掛けています。
声認識ソフトとはどういうものか?
アドバンスト・メディアは音声認識ソフト「AmiVoice」という商品をつかって様々な事業を行っていますが、音声認識ソフトとは人の声(音声)をコンピューターを使用して認識させる事で、入力された音声をテキストとして出力させる事を音声認識といいます。音声認識は、大変高度な技術が必要とされる為、この技術を応用してさらに便利な機能としては、モバイル機器に活用することにより、データの送受信の待ち時間の短縮やデータ送受信のパケット通信費の削減などにも効果があります。
また、音声認証を活用して人物を特定することもできる為、セキュリティ対策等にも使用できる分野としてもつかわれています。」この「AmiVoice」の単一の事業で収益を上げている会社です。