オハラ、電気自動車関連株として人気化

オハラは神奈川県相模原市に本社を置く光学ガラスメーカー。光製品、エレクトロニクス製品の製造と、光学ガラスを評価する計測サービスを手掛けている。

オハラの株価は9月上旬に動意づき、月末まで上昇が続いた。リチウムイオン伝導性ガラスセラミックスを手掛ける企業ということで、次世代の電気自動車関連株として買い進まれたようだ。

9月14日には2016年11月~2017年7月の連結決算を発表。光事業ではプロジェクター等の光学機器向け需要が増加したことに加え、エレクトロニクス事業では半導体製造装置や望遠鏡などに使われる「極低膨張ガラスセラミックス」や高均質光学ガラス、光通信機器用ガラス素材の需要が好調となった。

電気自動車関連株という話題性と好業績を背景に、オハラの月間値上がり率は+46.52%に達し、ランキング5位となった。

サンヨーホームズが「防災用シェルター」の販売開始へ

サンヨーホームズは戸建て住宅やマンションを手掛ける大阪市の建設会社。人気子役の芦田愛菜さんがイメージキャラクターを務めることでも知られる。

9月26日、同社は戸建て注文住宅のラインナップに「防災用シェルター」を加えると発表した。住宅や庭の地下にシェルターを造るというもので、「これまでの想定を超える天災や近隣諸国の脅威に対して、個人住宅においてもより高い安全・安心へのニーズが高まっています」(リリース文)としている。

海外では、こうしたシェルターを設置する例もみられるが、日本の戸建て住宅用としては珍しい取り組みということもあって株式市場でも話題となった。(ZUU online 編集部)