自助努力で貯める自分年金「iDeCo」の魅力とは?

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橋詰: マネークリニック
篠原: 「次の方どうぞ」
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橋詰: マネークリニック「次の方どうぞ」。このコーナーでは、リスナーから著名人まで皆さまからお寄せいただいたお金に関する悩み事に、具体的に分かりやすくお答えしていきます。さあ、今日は。

篠原: 今日は先週に引き続き、年金に関するお話の続きなんですけど、やっぱり年金、もらえるかもらえないか分からないとずっと過ごすよりも、早めに準備しておくという中で、iDeCoという制度を、今日はお伝えしたいと思います。

橋詰: iDeCo、先ほどもチラッとお話に出てきましたけれども、iDeCoというのはそもそも何の略なんですかね。

篠原: 聞きます?それ僕に。

橋詰: はい。

篠原: この英語が苦手な僕に?

橋詰: 英語なんですか、iDeCoって。

篠原: そうなんですね。iDeCoって、個人型確定拠出年金なんですけど「individual-type Defined Contribution pension plan」、一切残らないでしょ、頭に。

橋詰: 逆にでも、一応耳に入ってきましたね。

篠原: 個人型確定拠出年金というふうに覚えておいてください。自助努力で貯める自分の年金なんですけど。

橋詰: 自分でオーダーメイドでつくれる年金みたいなイメージなんですかね。

篠原: 大きく分けて、老後でお金がもらえる制度というか、老後でお金を準備するとか、一つ目が公的年金、二つ目は会社員の方とか企業年金とか、会社で払ってる確定拠出年金とか、この三つ目が私的年金のiDeCoという制度。

橋詰: ピラミッドになってるわけですよね。一番上にのっかってるのが、このiDeCoというイメージで。国が運営してるわけですよね。

篠原: 厚生労働省が運営してますので、厚生労働省は本音で言うと、どうか分からないですけど、どうか分かりますね、分からないですね(笑)このままいったら、人口統計も低くなってくるし、ちょっと年金やばいぞというようなメッセージは出てると思うんですね。

橋詰: 国から。自分で積み立ててなんとかしましょうねってことですか。

篠原: 自助努力で、あなたたち国民が、自分で拠出して、自分の年金をつくってくださいという制度なんですね。

橋詰: これはずばり篠原さんから見ておすすめですか。

篠原: これはおすすめです。

橋詰: あ、そうですか。やったほうがいいんですか。

篠原: おすすめです。やったほうがいいですね。

橋詰: これは誰でもできるんですね?

篠原: 誰でもできるようになりました、今年から。特に僕は個人事業主なので、フリーランスなので、特に自営業者の方はこれ、おすすめします、一番。退職金がないのでね。

橋詰: そうですね。

篠原: 退職金を毎月毎月自分で積み立てながら、一つ特徴があるのが、積み立てたお金は、実は税金を免除してあげますよというような、簡単に言いますと所得控除というのがついてるんですよ。税金優遇してくれるんです。うれしくないですか。

橋詰: だから、節税になるって聞いたんですよね。全額所得控除が大きいというので、私は会社員なので、企業型の確定拠出年金というのをやってるんですけど、60になるまで受け取れないというのはちょっとした不安ではあるんですけど、でもとにかくお得やとは聞きました。

篠原: 年金も65まで受け取れないじゃないですか。

橋詰: はい。

篠原: あてにしないじゃないですか、それまで。そういう意味では、強制的に老後の資産をつくる財布としたら、僕は確実に老後の資産は自分で貯めれる制度やと思う。逆に言えば。デメリットかも分からないですけど、絶対おろせないというのがあるので。

橋詰: それは前向きに捉えたらいいってことですね。絶対手を出せない。

篠原: 絶対手を出せない。70まで据え置くことできますので、60から70の間に引き出す。年金でもらうこともできるし、一時金でもらうこともできますので。割と本当に柔軟な制度と思います。

橋詰: 以上、マネークリニック「次の方どうぞ」のコーナーでした。このコーナーでは、皆さまからのお悩み、ご相談をお待ちしています。メールアドレスは、wm@abc1008.com です。お葉書は、郵便番号530-8010、ABCラジオ「笑って役立つマネークリニック」の係まで。そしてZUUonlineトップページから、この番組の特設ページにもアクセスしてみてくださいね。皆さんからのお悩み、お待ちしています。

篠原: ファイナンシャルプランナー篠原充彦と、

橋詰: ABCアナウンサー橋詰優子がお届けしてまいりました。今日のZUUonlineプレゼンツ「笑って役立つマネークリニック」、いろいろ出てきました。

篠原: ありましたね。

橋詰: 実は年金ダイヤルがものすごく親切で使えるというお話。

篠原: 明日月曜日から、パンパンちゃいます?電話。

橋詰: 殺到するかも分からないですね。そして学生さんは、ぜひこの学生納付特例制度、手続きしましょうねという。

篠原: これを聞いてる芸人さんと、芸人さんの親御さん、ぜひ申請に行ってください。

橋詰: しないと損するかもしれませんよ。そしてiDeCoもやっぱりお得なんですね。

篠原: 早いうちからやるというのは、何にしてもね。こういう制度があるので使うというのは、ぜひ使わないと損ですから。

橋詰: なおZUUonlineトップページからこの番組の特設ページにもアクセスできるようにもなりました。この番組の放送内容をテキストにまとめたり、番組とZUUonlineのコラボコンテンツも今後どんどん展開していきたいと思ってますので、アクセスしてくださいね。ということで、今日はこの辺りでお別れです。また来週お会いしましょう!

篠原: お会いしましょう!

橋詰: さようなら。

篠原: さようなら。

(提供: 朝日放送ABCラジオ (AM1008 FM93.3))


篠原充彦 篠原FP事務所 代表
「笑い」と「お金」を融合させた『お笑いマネー講座』を全国で開催。高校、大学、企業、病院などでおこなっているお金に振り回されないための教養講座は、明るく軽快なテンポでの解説に定評がある。CFP®(サーティファイド ファイナンシャル プランナー)、一級ファイナンシャル・プランニング技能士、DCプランナー。

橋詰優子 ABCアナウンサー
『純一のシネマに乾杯~Cheers! Looking at you,kid.~(ナレーション)』『新婚さんいらっしゃい!(解説放送)』『スタンダップ(ナレーション)』『橋詰優子のサンデーかうも。』など担当。

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