年金の受給金額を増やす方法とは?

©朝日放送
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篠原: 実際年金って、基本は65歳からもらえるじゃないですか。ただですね、年金が実は増える方法があるんですよ。

橋詰: 増やす方法?

篠原: 増やす方法あるんです。

橋詰: どんな手を使うんですか。

篠原: また減ってしまうこともあり得るんです。

橋詰: 増えることもある?え?

篠原: 実際ですね、ちょっと橋詰さんにこの数字をお伝えしたいなと思います。

橋詰: またクイズですか。

篠原: なんでしょう?気になるこの数字、なんでしょう?

橋詰: え?なんでしょう?

篠原: 気になるこの数字、なんだろな?(笑)ごめんなさい、自分でしっくりいくやつ、一瞬あるんかなと思ってすいません。全然しっくりいかなかったです。では、いきます。気になる数字、こちら。30パーセントカット。

橋詰: 30パーセントカット?

篠原: 何でしょう、この数字。何を連想します?30パーセントカット。

橋詰: お金。

篠原: さすが。

橋詰: お金ですよね(笑)

篠原: 体重とかじゃないんですね。

橋詰: 30パーセントも体重減らされへんでしょう、なかなか。

篠原: すぐお金が出るんですね。

橋詰: だけどお金30パーセントも大きいですよ。

篠原: 大きいですね。カットって大きいですね。

橋詰: カットって嫌な言葉ですね。

篠原: 嫌なことですね。

橋詰: 年金ですか。年金の受給額?

篠原: 正解です。年金というのは65歳から最低請求というのがありまして、自分でもらいに行くという意思が必要なんですね。65歳になったからくださいよ、というのが最低請求っていうんですけどね。ただ60からもらうこともできるんですよ。

橋詰: 繰り上げて?

篠原: 繰り上げて60からもらうと、実は満額もらう金額から30パーセントカットされるんです。

橋詰: それは何歳までですか。

篠原: これは一生です。

橋詰: 一生!そんな話聞いてないですよ!

篠原: 聞いてないでしょ。

橋詰: 60歳で受け取ると決めたら死ぬまで?

篠原: 死ぬまでです。

橋詰: 30パーセントカット?

篠原: 65になったら、なんか戻りそうでしょ?

橋詰: そうなんかなと思いました。

篠原: 一切戻らないです、これ一生なんです。

橋詰: それは衝撃的ですね。

篠原: だからこれはね、結構。生活困窮してて、実際にどうしても60歳からもらわないと駄目な人ももちろんいるので、一概には言えないですけど、安易にこれを使ってしまうと。

橋詰: 早めにリタイアして60からもらおうかなとか、ちょっと考えてる方も多いと思いますけど。簡単に手を出したら、一生30パーセントカット。長生きすればするほど損ってなると、悲しいですもんね。

篠原: 橋詰さん、なんか120まで生きたいって言ってましたもんね。

橋詰: そうなんです。

篠原: ずーっとです、30パーセントカット。

橋詰: 60歳から60年間?それは大損だ!私、だから長生きするつもりなんで、60歳では受け取りは考えてなかったですけど、遅く受け取ることもできますもんね。

篠原: これ、要は寿命の話なんで、何が得か損か分からないですけども。

橋詰: いやあ、これは何歳まで生きるか、賭けですからね、ある意味。

篠原: 60で受け取ってしまうと、実は76になったときに、65からきっちり受け取ってる人に抜かれるんですね。損得で言えば。76は生きるでしょ。

橋詰: 最近は76、普通にね。だって平均寿命が男性でも80でしょ。

篠原: 81とかなってますからね。今度は、「わしはそんなん受け取らん」と。65から、まだそんなに余裕もないけども、無理して受け取らんでいい、という人もいるじゃないですか。こういう人は実は繰り下げ請求といいまして、1カ月後とに0.7パーセントずつもらう額が上がっていくんですよ。

橋詰: どんどん増えていくんですか。それは何歳から受け取り?

篠原: 最高70歳から受け取ることができまして、なんと142パーセント増えるんですよ、すごいでしょ。

橋詰: え?142?これでも60から受け取るのと、また全然違うじゃないですか。

篠原: 雲泥の差ですね。上下。

橋詰: 今の平均寿命考えたら、こっちのほうがいいでしょ、繰り下げのほうが。

篠原: そうですね。繰り下げで、65から受け取れる人が、66、67と受け取っていってるでしょ。繰り下げの人は、70から初めて受け取って、実は81で、65歳から受け取ってる人に損得で言えば得して勝っていくわけです。

橋詰: 81…またそういうラインですか。

篠原: 微妙な数字でしょ。

橋詰: そうですね。うーん、平均寿命ぐらい。

篠原: そうですね、男性で言えばね。

橋詰: どっちを選びます?篠原さんなら。

篠原: 僕は70を選びたいですね。70を選ぶライフプランはつくってますね。

橋詰: そうですか。私も70ですね。

篠原: 絶対そうでしょうね。

橋詰: だって120まで生きることを考えたら、50年間、ね。一生142倍で受け取れるわけでしょ。もうかりますよね(笑)

篠原: このこと、ちゃいます?台湾の人。

橋詰: それか!今これを知ったということが、大もうけ。

篠原: 大きいですよ。

橋詰: ですねー。目先のことチマチマやるよりも、年金のことをしっかり考えたほうが、いいような気もしてきましたね。早めに老後の準備、資産も形成していきましょうというお話を後半にしてくださるということで。こちらも楽しみです。

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それではここでりそな銀行から、笑って役立つマネー情報のお知らせです。今、りそな銀行では個人型確定拠出年金iDeCoをお得にスタートできます。篠原さん、まずこのiDeCoって、最近よく聞くんですけれども、何なんでしょうか。

篠原: はい、お教えしましょう。毎月の掛け金を、自分自身で運用しながら積み立てていき、原則60歳以降に受け取る老後資産を形成するための制度なんですね。毎月いくら積み立てるとか、どのように運用するとか、どのように受け取るかは、全て自分自身で決められます。そして掛け金は、全額所得控除の対象となり、所得税や住民税が軽減されるんですね。

また運用収益は全て非課税。通常の金融投資商品で収益に20パーセントの税金がかかる場合よりお得です。あと出口の部分ですね。さらに60歳以降の受け取り時の税制も優遇、ゼロまたは大幅に軽減されます。まさに税金分は得をする、といえる制度です。

橋詰: なるほど。そんなお得なiDeCoを、今りそな銀行で始めると、さらにお得になるんですよね。

篠原: そうなんです。りそな銀行では、来年12月28日までにiDeCoを始めていただくと、通常年間3792円かかる運営管理機関手数料が、誰でも加入してから2年間無料なんですね。なんといっても、全国におよそ600店を展開する支店の窓口で、直接相談できるほか、これは大きいですね、iDeCo専門オペレーターが対応するコールセンターは土日もしっかり営業してるんです。

橋詰: それは安心ですね。

篠原: お選びいただける運用商品も30本以上と豊富に取り揃え、信託報酬、つまり運用時にかかる手数料も極力低い商品を厳選しました。まさに年金のりそなだからできる、お得で充実したスタート環境は整ってるんですね。

橋詰: よく分かりました。そしてさらに詳しく知りたい方は、

篠原: お近くのりそな銀行へお越しいただくか、「りそな、iDeCo」で検索。ぜひ一度足を運んでみてください。

▶「笑って役だつマネークリニック」の過去記事は こちら