ホットランドと同日に上場するFFRTとの注目度は?

今回ホットランドは、9月30日に上場しますが、同じ日に同じマザーズ市場に上場する銘柄が、FFRI < 3692 > という会社です。サイバー・セキュリティ対策製品の研究開発、販売を行っている会社です。現在サイバーテロなどが注目されている中で、取り扱っている企業なので注目度は高そうですが、公開株式数は、333,000株と少なく、株価が受給状況によって乱高下することが考えられそうです。

ホットランド < 3196 > は、公開株式数1,758,700株と上場する中では若干多い方になりますが、知名度や親しみやすさからはホットランドの方が個人投資家には、受け入れやすいのかなという感じがします。


ホットランドの今後の経営戦略

ホットランドは、今回の上場資金を子会社の融資資金や、新規出店の為の設備投資に使うとしています。ホットランドの上場関連資料によると、これまでは「築地銀だこ」の主力食材であるたこが円安・不漁のため価格が安定せず、業績面に不安な面がありました。そのため出店攻勢をかけにくい状況でしたが、新規調達ルートを国産や複数の国に分散することにより安定調達することにより目処を付けることができるようになりました。今回の上場で調達した資金で今後更に出店攻勢をかけていくことと思われます。

現在国内に500店舗以上のチェーン店を展開する同社ですが、今後もさらに店舗をひろげ、味やブランドを浸透させて家族と世代をつなぐ「共食」をつくりあげていく事を目的としております。食事は生きていく為に欠かせないものです。人口減少や核家族が進む日本で個食をつなぐ食事、また世界へは、日本の食文化を伝えるという同社の気持ちが伝われば、この先も可能性は十分期待できます。

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photo credit: 築地銀だこ via wikipedia cc