日経平均株価が2万2000円を回復するなど日本株は好調だ。中でもIPO投資のパフォーマンスの好調さが目立つ。2017年のIPOではこれまでに62銘柄が上場している。その中で初値が公募価格を上回ったものが56銘柄と全体の9割を占めている(情報は11月15日現在、以下同)。
IPO投資で抽選を勝ち抜くためには抽選に当選しやすい証券会社選びが重要となる。実はIPOは証券会社ごとに取扱銘柄数や株数が違う。年間数社しか取り扱わない証券会社もあれば、数十社取り扱う証券会社まで様々だ。
【SMBC日興証券のIPO取り扱い実績】
その中でIPO投資を検討している方におすすめしたいのがSMBC日興証券だ。同社の2016年のIPO取扱実績は、72社(REIT、インフラファンドおよびJDR含む) と業界トップ水準だ。72社中18社は主幹事証券を同社が務めている。昨年新規上場し話題となった九州旅客鉄道でも同社は主幹事証券を務めているのだ。
初値が公募の4倍、5倍を超えることも
公募価格と初値の乖離も大きい。2017年のこれまでの全IPOの公募価格の合計は12万115円。それに対して初値の合計は24万3643円となり、IPO全体で公募価格から2倍上がっている計算となる。
一方で9.8%の銘柄が公募価格を割り込んでいるが、今年最大の値下がり率を記録した銘柄でも、公募価格に対して初値が0.94倍と大幅な値下がりではなかった。
個別の銘柄では、初値が今年最大の上昇率となったのは9月14日に上場したウォンテッドリー。求人情報のWebサイトを運営する同社は、公募価格1000円に対して初値が5010円(約5倍)だった。クラウドERPの開発・販売を手掛けるビーブレイクシステムズは公募価格1670円に対して、初値が7700円(約4.6倍)。
ビッグデータの各種解析ツールや人工知能を使った業務支援ツールを開発・提供するユーザーローカルは公募2940円に対し初値1万2500円(約4.3倍)。マーケティングオートメーションサービスなどを提供するシャノンは公募1500円で初値6310円(約4.2倍)。
リハビリ型デイサービスレコードブックを展開する インターネットインフィニティーは公募価格1320円に対し、初値が5040円で約3.8倍の上昇率。博多ラーメン店・一風堂を展開する力の源ホールディングス公募価格600円に対し、初値が2230円を付け約3.7倍の上昇率となっている。
IPOの魅力・注意点
IPO投資の魅力としてまず挙げられるのが、成長が期待できる企業の株を上場日より前に購入できる点だ。
特に将来性について、IPOでは新興企業などの成長途上の企業が上場することが多い。このような企業は成熟した企業に比べて成長性・将来性という点で伸び代があり、上場後の業績にも期待を持つことができる。
一方で注意点もある。値上がり期待だけでなく、値下がりのリスクがあるという点は当然だ。また注目度が高いため、初値が付いた後の値動きが荒くなることも多い。また、IPOではインターネット申し込みの場合、抽選に当選しなければ株を購入することができない点にも注意が必要だ。
高い値上がり期待が寄せられるIPO投資では購入希望者が多いことが一般的となっており、インターネットからの購入にあたっては抽選が実施される。ほとんどのIPOでは購入希望者が数多くおり、抽選に当選するのは至難の業だ。IPO投資の最大の壁といってもいいかもしれない。
IPO投資をしたいなら証券会社を選ぶべき
一般的に主幹事証券となる証券会社にはIPOの株数が多く割り当てられる。IPO抽選に当選するためにはIPOで多くの銘柄・株数を取り扱う証券会社で申し込むのが大切となる。SMBC日興証券では豊富なIPO取扱銘柄数と引受株数が魅力で、同社で取り扱いが決定した募集銘柄を知らせるメールの配信もしており、IPO投資を検討する投資家はチェックしておきたい証券会社だ。
一般的に値上がり期待が高く、将来性のある企業の株を手数料なしで購入できるIPO投資。その為には抽選に当選するという唯一の条件をクリアしなければならない。IPO投資に挑戦してみたいと考えているなら、SMBC日興証券での口座開設を検討してみてはいかがだろうか。
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