(本記事は、ますだたくお氏の著書『情熱をお金に変える方法』すばる舎2018年2月26日の中から一部を抜粋・編集しています)
【関連記事 『情熱をお金に変える方法』より】
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この世には、高所得者と低所得者の二種類しかいない
年収1000万円というのは高所得者だろうか?
年収1000万円って、微妙なラインではないだろうか?
所得の高い低いに明確な定義があるわけではないので、どう感じようとあなたの感覚は間違っていない。しかし、その感覚によって、あなたは高所得者になることもできるし、低所得者に甘んじることにもなる。
僕は、年収3000万円以下は低所得者だと定義している。
人によっては、「えっ?」と思う人がいるかもしれない。
あくまで僕の基準だ。
ビル・ゲイツや、ウォーレン・バフェット、ジェフ・ベゾスは違う定義を持っているかもしれないし、僕を低所得者と呼ぶ大富豪も世の中には存在する。ビジネスでお金を稼いでいる人は、お金を稼ぐという強い情熱を持っている。
稼ぐ金額の設定はあなたの自由だ。
あなたが今の状態に満足ができず、もっとお金を稼ぎたいと思うなら、耳の痛い話かもしれないが、聞いてほしい。
ローン、節約、家計のバランス。
もし、これらの単語に違和感がないとすると、あなたのマインドは低所得者の域にある。
次に、年収1000万円の人と年収2000万円の人ではどちらが成功者だろうか?
どちらかを選んだとしても、あなたのマインドは低所得者の域にある。
高所得者は、ローン、節約、バランスを考えることはないし、年収1000万円も年収2000万円も彼らから見れば、低所得者でしかない。
低所得者に共通するのが、収入を他人と比較するという点だ。
収入を他人と比較するというのは、まだ低所得のフェーズにいるということだ。
高所得者は、他人と自分を比較しない。
彼らが考えているのは、どこまで自分の存在を高みに持っていけるのかということ。すでに収入自体にも興味がないのかもしれない。
このような話をすると、「想像ができない」と言われることが多い。
それでいいのだ。
周りと足並みをそろえる必要はない。あなたの想像ができる世界にいる限り、あなたが想像できる収入しか得ることはできない。
世の中には、高所得者と低所得者しかいない。
高所得者になりたければ、低所得者にはまったく想像ができない世界に足を踏み入れよう。
心構えはできたかい?
お金持ちになる方法を完璧に捨てたら5000万円!
世の中に「お金持ちになる方法」というのはたくさんある。
しかし、ほとんどの人がお金持ちになっていない。
僕もお店を繁盛させるためのコンサルティングを仕事にしているのだけど、あえて「お金持ちになる方法」のカラクリを説明しよう。「お金持ちになる方法」とは、お金持ちになる方法を提供している人がお金持ちになるサイクルなのだ。
では、増田塾は詐欺なのか?
はっきり言えば、詐欺だと思う人にとっては詐欺だ(もちろん、警察に捕まるような意味の詐欺ではないけど)。実は、この事実を知ることがお金持ちになる第一歩だったりする。要は、方法だけでお金持ちになるわけがないということを知るということだ。
「お金持ちになる方法」という情報を100人が知ったとしよう。少しやってみる人が10人いる。最後までやり切る人は1人くらいの割合だ。そして、お金持ちになるのはこの1人。詐欺だとか言い出すのは、残りの人の誰か。話はそれで終わらない。
お金持ちになった1人は「新しいお金持ちになる方法」の情報提供を始める。
で、またしても100人→10人→1人のサイクルが回る。
面白いことに、最初の情報に詐欺だと言っていた人も、新しい方法を買っていたりする。それで、同じように「詐欺だ」と言う。少し有名になると、講座も受講していないのに、人のことを詐欺だと言い出す奴まで出てくる。
ちなみに、「ますだたくお 詐欺」とネット検索をしてほしい。僕が面識もない奴があれこれ書いている。それはそれでいいのだ。情報を提供している側は、「知った気にさせる」ことでお金が儲かることを知っているからだ。
実際のところ、「知っただけで満足」という人が最もいいお客さん(何度も買ってくれる)になる。
なぜ、情報を知っただけで満足するのか?それは、終点まで行かないことが原因で、終点まで行かない原因は、終点の風景を知らないからだ。
終点の風景を知らずに、「きっとこんなもんじゃないの?」とほんの少しやっただけでやめてしまう。
世の中にある「お金持ちになる方法」が詐欺かどうかは知らない。でも、お金持ちとはどんな状態なのかを教えずに、方法を提供するだけでは片手落ちだ。
だから、僕の塾では、お金持ちについてきちんと教えるし、何よりも行動を重視している。
ある時、僕は新しく学ぶことをやめた。その代わりに、これまで学んだことを強烈に実行することにした。結果は年収が5000万円に跳ね上がった。
やればいいということは誰でも知っているけど、行動ができない理由も簡単で、最初からうまくやろうとするから体が動かない。最初は、下手でも構わない。どんなことでもやっているうちに上達するものだ。僕の塾が厳しいと言われるのは、塾生を冷たい水に突き落とすからだ。そうすれば、温水プールよりも早く泳げる。
ますだたくお(増田拓保)
1980年生まれ。治療家、事業家、店舗集客請負人。店舗経営者や自営業者に集客やサービス向上のノウハウとビジネスマインドを伝えるために日夜活動しているカリスマ経営コンサルタント。現在は、店舗経営のためのMSD増田塾、セラピストのためのMJ増田塾、インターネットコンサルタントのためのCLUBなど各種コンサルタント事業を展開。