今回は、子供が喜びそうな品がもらえたりサービスが受けられたりする株主優待銘柄のなかで、おもちゃ、映画、食事に関わる5銘柄を選んでみた。(株価は2018年9月7日時点の終値)。
たまには親子でDVD鑑賞も――ハピネット
3月権利確定、100株以上の保有で子供商品券や自社オリジナル・独占販売商品を選べるハピネット <7552> 。玩具、ゲーム、DVDなど選択の種類は少なめだが、毎年内容が変わるので飽きることはない。子供と楽しめる内容のDVDもあり、親子でDVD鑑賞を楽しんでみるのもいいだろう。
2018年8月9日に発表された第一四半期の経常損益は、大幅な増収増益であった。このため株価は上昇基調にある。ただし、通期の会社予想では減収減益と渋めの業績予想を立てているため注意が必要である。
株価……1,734円/最低投資額……17万3,400円
ナンジャタウンやVR施設などが楽しめる――バンダイナムコHD
玩具で有名なバンダイナムコホールディングス <7832> の株主優待は、子供商品券のほか、テーマパーク「ナンジャタウン」「J-WORLD TOKYO」「VR ZONE SHINJUKU」などの施設や全国のアミューズメント施設で使えるチケット、イタリアントマト食事券など幅広い選択肢から選べる。100株以上の保有で、権利確定は3月だ。
2018年8月7日に発表された業績は、直近のIFISコンセンサスを若干上回る数値であったが、通期の会社予想では、減収減益を予測している。
株価……4,320円/最低投資額……43万2,000円
限定トミカプレゼント、リカちゃん人形の割引も――タカラトミー
タカラトミー <7867> の株主優待は、3月権利確定、100株以上で非売品のオリジナルトミカ最低2台をもらうことができる。また3月、9月の株主優待は100株以上で自社サイトの商品を割引で購入できる。非売品のトミカは子供にも人気だが、ネットオークションで転売されるほど大人にも人気がある。
2018年8月7日発表の第一四半期の決算は直近のIFISコンセンサスを上回ったものの、通期の会社予想では、減収減益だ。
株価……1,090円/最低投資額……10万9,000円
映画、ショッピング、一日中イオンで楽しめる――イオン
2月、8月に100株以上持っていればキャッシュバックだけではなく、株主優待カードでイオンシネマが大人1,000円で入場できるイオン <8267> の株主優待。さらにポップコーンまたはドリンク引換券のどちらか1枚も無料になる。株主優待カードを使えばショッピング、イオンラウンジの利用、イオンモール内でのお食事割引など1日楽しめるだろう。
会社予想は増収増益の強気の業績予想であるが、2018年7月4日発表の第1四半期決算の進捗率が16.8%なのが気になるところだ。
株価……2,408円/最低投資額……24万800円
食事も雰囲気も子供に配慮されている――くらコーポレーション
くら寿司を展開するくらコーポレーション<2695> は、保有株数によって変化するが、4月に100株以上権利を取得すると食事券2,500円分をもらえる。全品さび抜き、会計時のガラポン、無添加、無料Wi-Fiなど小さいお子様が楽しめるような工夫が店舗全体でなされている。子供はなかなかじっとしていてくれないものだが、すぐに料理が登場するので家族でもゆっくり外食を楽しむことができる。
くら寿司は業績が好調で、アナリスト、会社ともに今期決算も増収増益と強気の予想を出している。
株価……6,690円/最低投資額……66万9,000円
文・木暮ゆい(フリーライター)/MONEY TIMES
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