MMD研究所は15歳~69歳の男女5,000人を対象に2018年7月31日~8月1日の期間で「スマートホーム関連製品に関する調査」を実施いたしました。
【調査結果サマリー】
■ スマートスピーカーの認知度は58.4%、Wi-Fi搭載家電の認知度は55.2% 両製品ともに認知度が半数を超える
■ スマートホーム関連製品、すべての項目で男性の利用率が女性を上回る
■ 年代別の利用状況、10代の利用率が全項目で5%を超え、40代~60代は「スマートスピーカー」の認知度が60%を超える
スマートスピーカーの認知度は58.4%、Wi-Fi搭載家電の認知度は55.2% 両製品ともに認知度が半数を超える
15歳~69歳の男女5,000人を対象に、スマートホーム関連製品について聞いたところ、「スマートスピーカー」の認知度は58.4%、「Wi-Fi搭載家電」の認知度は55.2%と、両製品ともに認知度は半数を超える結果となった。 利用経験が最も多かったのものは「自家用車に搭載している機械やネットワーク通信」で7.8%、「スマートスピーカー」や「Wi-Fi搭載家電」の利用経験は5%に満たなかった。
スマートホーム関連製品、すべての項目で男性の利用率が女性を上回る
利用経験のみを男女別で見てみると、男性(n=2,514)は「自家用車に搭載している機械やネットワーク通信」が9.7%、「テレビとモバイル端末やPCをつなぐミラーリング機」が6.2%、「スマートスピーカー」が5.3%。女性(n=2,486)は「自家用車に搭載している機械やネットワーク通信」が6.0%、「Wi-Fi搭載の家電」が3.9%、「テレビとモバイル端末やPCをつなぐミラーリング機」が3.7%となり、すべての項目において男性が女性の利用を上回る結果となった。
年代別の利用状況、10代の利用率が全項目で5%を超え、40代~60代は「スマートスピーカー」の認知度が60%を超える
さらにこれを年代別で見てみると、各年代の利用上位3つの順位は10代が「自家用車に搭載している機械やネットワーク通信」、「テレビとモバイル端末やPCをつなぐミラーリング機」、「Wi-Fi搭載の家電」・「スマートスピーカー」、20代と50代は「自家用車に搭載している機械やネットワーク通信」、「テレビとモバイル端末やPCをつなぐミラーリング機」、「スマートスピーカー」、30代は「自家用車に搭載している機械やネットワーク通信」、「Wi-Fi搭載の家電」、「ミラーリング機」、40代と60代は「自家用車に搭載している機械やネットワーク通信」、「テレビとモバイル端末やPCをつなぐミラーリング機」、「Wi-Fi搭載の家電」の順となった。
利用経験や利用検討を含まずに認知だけを抜き出して見てみると全体でもっとも認知度の高い「スマートスピーカー」の各年代の認知は10代が49.4%、20代が54.1%、30代が55.1%、40代が60.3%、50代が62.7%、60代が61.3%となり、40代~60代の認知が60%を超える結果となった。
続いて、スマートスピーカー利用経験者(n=142)に利用したことがある具体的な製品を聞いたところ(複数回答可)、利用したことがある製品の順は「AmazonEcho」がトップで56.3%、次いで「Google Home」が47.2%、「LINE Clova」が14.1%となった。
ミラーリング機の利用経験者(n=125)の利用したことがある製品は「Chromecast」が45.6%、「Amazon Fire TV Stick」が37.6%、「Apple TV」が34.4%となった。
Wi-Fi搭載家電の利用経験者 (n=132)の利用上位3製品は「Wi-Fi搭載のテレビ」がトップで50.0%、次いで「Wi-Fi搭載のエアコン」が34.1%、「Wi-Fi搭載のBlu-ray再生機」が31.1%となった。
執筆者:森 路子
※本調査レポートの百分率表示は四捨五入の丸め計算を行っており、合計しても100%とならない場合がございます。
(提供:MMD研究所)