眠る1時間前にはブルーライトを断ち、オレンジライトで代用

スマホなどのブルーライトに影響を受けないようにするためには、「見ないようにする」のが一番。眠る1時間前、できれば2時間前からスマホやパソコンなどを使わないようなライフスタイルに切り替えるのが最も効果的な方法だ。

しかし、やはりどうしても見る必要があるというのなら、ブルーライトをできるだけ目に入れない方法を考えよう。①画面の輝度を最低まで下げる、②ブルーライトカットのシートを画面に貼る、③ブルーライトカットのメガネをかける、などが挙げられる。スマホの中には「夜モード」としてブルーライトを減らす設定ができる機種もあるので、あらかじめ設定しておくとよいだろう。

ただし、そこまで徹底しても、他の光でブルーライトを浴びたら同じこと。LEDライトはブルーライトが多く含まれるので、新しいデスクライトや液晶テレビなども就寝前は避けたいところ。意外なところでは、冷蔵庫や電子レンジにも使われているので気をつけたい。また夜が遅い時にはコンビニや深夜スーパーのような明るい店に寄るのは避け、窓からLEDの街灯が見える場合は遮光カーテンをかけた方がよい。

部屋の照明についても、夜はなるべく暗めの方がよい。どうしても光が必要な場合は、ブルーライトに比べてメラトニン抑制の影響が低い、オレンジや黄色など暖色系の間接照明がおすすめだ。

このように、光を使って体内リズムを整えることは、都会で生きる「現代人に不可欠なスキル」と言えるだろう。ぜひ修得して、ベストな眠りを手に入れよう。

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(出典:「営業サプリ」https://www.eigyousapuri.jp/
文:伊藤真美  イラスト:なとみみわ
こちらの記事は、医師の監修のもと制作しております)

営業サプリ編集部(えいぎょうさぷりへんしゅうぶ)
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