つながっていることと売れることはまったく別
このように言うと、「だったらインターネットを使い世界中にメッセージを投げればお客が来るのでは?」とネット信者は言うかもしれません。
が、インターネットとは物理的に回線が繋がっているだけで、それを使えばお客が来るかどうかは、別問題です。その証拠に、電話も世界と繋がっていますが、アフリカの奥地の村の村長さんから国際電話がかかってくることはありません。
これは、インターネットも同じです。
大切なのはツールではなく見込み客であり、彼らの「願望」です。
では今回、例に出している彼らの願望とは何か? それは、
痩せてカッコよくなりたい
もしくは、綺麗になりたい
というものです。
そこさえ押さえてしまえば大きく外すことはありませんし、ダイエットに関する商品はなんでも売ることができます。
ということは、今の商品が仮に衰退し人気がなくなったとしても、あなたは商品とともに心中することなく、お客様とともに成長し、明るい未来を作っていくことができるということです。
ですので、その夢を叶えるためにも、お金を払う意思のある人だけを狙ってください。
そこをきちんと押さえることができたら、次、行なうことは、
1.見込み客は誰なのか?
2.その見込み客はどこにいるのか?
3.どのようなアプローチをすればお金、時間、労力を最小限にし、効率的にリストを集めることができるか?
と3ステップで考えていくことです。
ここまでくれば、あなたは集客に頭を抱えることはなくなります。
なぜなら、人の欲求と悩みは留まることはなく、常に打開策を追い求めているからです。
船ヶ山 哲(ふながやま・てつ)レムズリラ代表
1976年、神奈川県生まれ。心理を活用したマーケティングを得意とし、人脈なし、コネなし、実績なしの状態から、起業後わずか5年で1,000社以上のクライアントを獲得。その卓越したマーケティング手法は、数々の雑誌やメディアに取り上げられ、現在ではテレビ番組(テレビ神奈川)のメインキャストを務めるほか、ラジオ番組(FM横浜)でもメインパーソナリティーとして活躍中の起業家。また、プライベートでは子供の教育を最優先に考え、マレーシアのジョホールバルに在住。(『THE21オンライン』2018年12月04日 公開)
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