親の介護,仕事
(画像=ZUU online)

厚生労働省の『雇用動向調査(平成27年版)』によると介護や看護を理由に仕事を辞めた人は年間約9万人に上ります。その中でもっとも多いのが40代、50代の正規社員で全体の70%を占めています。

いわゆる介護リスクには「介護される側のリスク」と「介護する側のリスク」があります。上記の40代、50代の多くは「介護する側のリスク」が原因で仕事を辞めざるを得なかった人たちです。実際、40代でも両親が70歳前後というケースは珍しくはありません。両親にはいつまでも元気で長生きして欲しいものですが、介護リスクはどうしても付きまといます。

今回は「介護する側のリスク」と介護保険についてお届けしましょう。