初心者が楽天証券で投資を始めるなら、積立型の「投信積立」を検討してみては?楽天証券のポイントや楽天スーパーポイントが貯まることや、ノーロード投信が多くラインナップするなど、さまざまなメリットがあることから投資初心者に向いている。ここではこのようなメリットがあるのかを紹介していこう。
理由1 楽天証券ポイント&楽天スーパーポイントが貯まる
楽天証券の投信積立ではポイントが貯まる。ポイントは楽天スーパーポイントまたは楽天証券ポイントのどちらか一方のポイントを受け取ることができる。
どちらのポイントを受け取るかはコース選択で決められるが、楽天スーパーポイントを受け取るには楽天スーパーポイント口座番号の登録が必要だ。
楽天スーパーポイントは楽天グループやマクドナルドなどの提携店舗で利用できるポイントで、楽天証券ポイントはJALのJMBマイルまたは楽天スーパーポイントに交換可能なポイント。
投資信託の運用によって得られる収益以外にもポイントが貯まるため、ポイント制度がない他の証券会社と単純に比較してもポイント分お得と言える。
理由2 投資信託買付手数料が全額ポイントバック
楽天証券での取扱い投資信託2,673本の内、半数以上の1,353本(2019年4月1日現在)が買付手数料不要のノーロード投信だ。ノーロード投信で積立を行えば手数料は0円。
ノーロード投信以外の投資信託買付の場合は手数料がかかるが、この場合も買付手数料は全額ポイントバックされる。
投信積立では「投信積立サービスの買付手数料(税込み)を全額ポイント付与」「投資信託残高10万円につき毎月4ポイント付与(条件有)」「楽天カードクレジット決済の場合100円につき1ポイント付与」とポイントを得ることができる。
買付手数料が全額ポイントで還元されるだけでもありがたい制度だが、楽天証券では投資信託残高10万円につき毎月4ポイントのポイント付与もある。投資信託を保有しているだけでポイントがどんどん貯まるわけだ。
ただし信託残高10万円につき毎月4ポイントの付与は楽天銀行との連携サービス「マネーブリッジ」および「楽天銀行ハッピープログラム」に登録した場合にのみ適用という条件がある。楽天銀行の口座を持っていれば簡単に登録可能だ。
もし条件をクリアしていない場合でも投資信託の残高50万円以上を保有している場合は、月々の保有額に応じてポイントが受け取れる別のポイントプログラムが適用される。
積立時に楽天カードを利用した場合も100円につき1ポイント受け取れる。口座に現金がなくても積立ができるうえ、ポイントも受け取れるお得な制度だが上限は毎月5万円までとなる。
理由3 楽天証券ポイントや楽天スーパーポイントで投信積立ができる
楽天証券ポイントや楽天スーパーポイントでも投信積立ができる。楽天スーパーポイントは楽天市場などの楽天グループの利用以外でも、マクドナルド、ミスタードーナツ、ビックカメラ、コスモ石油、出光など数多くの提携店舗での利用でも貯まるポイントだ。
これらのサービスや店舗を利用して貯めた楽天スーパーポイントを使っての、楽天証券で投信積立も可能。あまっているポイントやポイントの使い道がない場合には有効な手段だろう。
ただし期間限定ポイントや他ポイントから交換した楽天スーパーポイントは利用できない。
理由4 月々100円から積立できるため初心者でも投資しやすい
楽天証券の投資信託は少額からの積立投資に対応していて、最低100円から積立投資することが可能だ。投資初心者の場合はまずは100円から積立投資を体験してみるのもいいだろう。
分散投資は投資の基本であり、楽天証券では100円から投資ができるので、少額でさまざまな投資信託に分散投資できる。
ポイントを使った少額投資もできるから初心者でもエントリーしやすい
楽天証券での投信積立が投資初心者に向いている理由として「ポイントが貯まる」「投資信託の手数料が全額ポイントバック」「ポイントが投資に使える」「100円から積立投資が可能」の3つがあった。
これまで投資をしたことがない投資初心者も手軽に積立をスタートできる楽天証券を検討してみてはいかがだろうか。
文・右田創一朗(元証券マンのフリーライター)/MONEY TIMES
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