最近、20代のうちから将来に備えて資産形成に取り組む人が増えています。着実に資産を形成したい人は、不動産投資へ熱い視線を注いでいます。元手がなくても始められるワンルームマンション投資のメリットや方法について解説します。

20代から資産形成を考えておく必要がある

ワンルームマンション投資
(画像=PIXTA)

年功序列や終身雇用が当たり前だった時代は終わり、「大企業に勤務するサラリーマン」であっても安心できない時代になりました。倒産やリストラ、減給など、将来の不安を数え上げればきりがありません。

だからこそ、会社に頼らず「自分の身は自分で守らなければ」と考える若者が増えているのでしょう。将来に備えて資産形成を考えるなら、堅実に定期収入が入るワンルームマンションへの投資を検討するといいかもしれません。

銀行預金では利息がほとんどつかない現在、せっかく受け取った給料を預貯金においたままにするのはもったいないことです。かといって、サラリーマンをしながら株式投資やFXに取り組むのはなかなか難しいでしょう。値動きに一喜一憂して仕事に集中できなくなるかもしれませんし、これらの金融商品は数日あるいは数時間で大きく値動きする可能性があります。リスクは比較的高く、必ず成果(リターン)を得られるとは限りません。

その点、不動産はいきなり大きく値下がりするようなことは考えにくい投資対象です。値動きに一喜一憂せず、サラリーマンなら会社勤めという本業に支障のない範囲で、着実に資産を増やしていくことができます。

20代のうちから不動産投資に取り組むことで知識や経験が身につき、将来は複数のマンションを所有し、不労所得で生活することも夢ではないでしょう。

幸い、今はインターネットなどを通じて情報を得やすくなりました。きちんと情報収集し、信頼できる不動産会社を見極めたうえで投資をすれば、20代だからといって不利になることはないでしょう。

20代でワンルームマンション投資をするメリット

不動産投資というと、「まとまったお金が必要」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。しかし、不動産投資では金融機関から融資を受け、物件を購入するのが一般的です。

家賃収入から融資の返済を行うため、生活に影響が出る心配はありません。このお金の流れを理解すれば、大きな元手がなくても不動産投資ができることが分かるはずです。

20代で不動産投資をするなら、ワンルームマンション投資を検討するといいでしょう。なぜなら、ワンルームマンション投資なら、数十万円の頭金で物件を購入できるからです。条件によっては物件購入費用のすべてを融資でまかない、頭金なしで始めることもできます。

また、投資用ローンはこれまで最長で35年と、長期の返済期間が設定されているものがほとんどでしたが、近年は超長期の45年ローンを取り扱う金融機関も増えてきました。長期でローンを組むことで毎月の返済額を低く抑え、返済を家賃収入でまかなうことができるのです。超長期の45年ローンは、20代だからこそ活用できるメリットでもあります。

20代でワンルームマンション投資を始めるメリットは、ほかにもあります。ワンルームマンションを借りるのは、学生や20代の社会人がほとんどです。そのため、同年代の目線で物件を判断できます。同世代なら、立地や周辺環境、デザイン、設備などを確認し、借り手がつく物件かどうかを見極めやすいはずです。

不動産投資で利益を出せるようになれば、追加で物件を購入することもできます。なぜなら好条件で資金を調達できるようになりますし、ノウハウや知識も身についているからです。20代のうちにワンルームマンション投資から始め、徐々に投資先を拡大していくことで、将来に渡って安定的に副収入を得られるようになります。

ワンルームマンション投資で失敗しない方法

大切なのは物件選びです。自分なりの判断基準を持って「この物件なら借り手がつく」と思える物件を選ぶことが大切です。きちんと現地調査を行い、周辺環境も見たうえで投資判断をしましょう。当たり前のことですが、借り手がつかなければ家賃収入が得られません。

たとえば「バス・トイレ別」や「駅近」の物件は借り手がつきやすい傾向があります。エントランスの印象や、共有部分の手入れがきちんとされているかといった点も、入居者がチェックするポイントです。

不動産投資は株やFXとは違い、本業と両立できるのが魅力ですが、最低限の知識は必要です。不動産会社任せにするのではなく、自分自身も勉強する姿勢が大切です。

また、不動産投資のパートナーとも言える不動産会社選びは、投資の成否を大きく左右します。対応はスピーディーか、メリットだけでなくデメリットも教えてくれるかといった複数の観点で、信頼できる不動産会社を見極めることが大切です。

投資や運用に絶対はありません。「絶対に儲かるはず」「楽して稼ごう」という意識で安易に始めることはおすすめできません。だからこそ、デメリットやリスクもしっかり教えてくれる不動産会社や担当者を見つけること、自分も学ぼうとする姿勢が欠かせないのです。

投資や運用は長い期間かけたほうがリスクをコントロールしやすくなります。着実に資産を増やして将来に備えたいと考えるのであれば、早くから始めておいたほうがよいと考えられます。20代でも「早すぎる」ということはないのです。

(提供:ヴェリタス・インベストメント

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