2019年6月11日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

為替はここ1~2週間くらい、非常によく動いた。背景は主に米中貿易戦争の加熱。最後のダメージとしてメキシコのニュースが出てきたことが、さらに値動きを大きくした。これらを受け、金融市場では米金利が急低下。米国では7月と9月に利下げ実施予定で、年内に計3~4回の利下げ実施予定で米金融緩和を織り込んでいる状況。ただ、行き過ぎのようにも思える。米国株がかなりリバウンドしたため、そこまで積極的に金融緩和していくのか疑問だ。先日のパウエルFRB議長の発言も、冷静に考えれば、さほど金融緩和を示唆するものでもない。金利と株が動きすぎているので、ここから調整が入るだろう。米金利は上方向に揺り戻し、米国株も少し落ち着くと考えている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

株と金利の調整が入れば、為替相場も揉み合い局面へ向かうとみている。米ドル/円は今週、直近安値である107.80円には届かず、108円台での揉み合いに終始しそうだ。ユーロも揉み合いに入りそう。ただし、米国の金融政策の転換は事実。よって目先は揉み合いだが、時間が経つと下げ圧力がかかるだろう。その下げ圧力は特に対ユーロであらわれやすくなりそうだ。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。