実家で暮らしていた人がいざ1人暮らしを始めてみると、家賃の他にも光熱費、通信費、日用品などいろいろ出費がかさみ、無駄遣いをしているつもりはないのにお金が貯まらなくなったという話はよく聞きます。しかし、1人暮らしでも毎月きちんと貯金できている人もいます。今回は1人暮らしの人が貯金できるようになるためのポイントをご紹介します。

貯金の可能性を決めるのは家賃

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(画像=PIXTA)

家賃が高すぎると貯金は難しい

まず、自分が最大どれぐらいの貯金ができるかを知っておきましょう。貯金の可能性は家賃に大きく左右されます。家賃は家計の中で一番大きな支出ですし、光熱費やその他の固定費と違い、契約の見直しや節約で削減することも難しいからです。

貯金額の目安は「手取りの45%-家賃」

1人暮らしの方の場合、1ヵ月に貯金できる金額は「手取り収入の45%-家賃」が目安とお伝えしています。

例えば1ヵ月の手取りが20万円の人であれば45%は9万円です。家賃を5万円に抑えることができれば月々4万円の貯金は可能ですが、少し良いマンションをと家賃が8万円になると、節約しても貯金は1万円がせいぜいでしょう。

逆に、今はあまり貯金ができていないと感じていても、上記の貯金額の目安に近い場合、十分節約はできています。これ以上節約してもストレスが溜まる可能性が高いので、手取り収入が上がるまで現状維持を心がけるというのも一つの方法です。

1人暮らしの節約ターゲットは、固定費と交際費

毎月かかる費用は一気に見直しを

1人暮らしの場合、当然節約も自分1人でしなければならないので、食費や水道光熱費の削減といった毎日の心がけが必要なものは、なかなかハードルが高いものです。まず毎月必ず払っているもので、一度契約を変更または解約すればその後もずっと節約できる項目にターゲットを絞りましょう。

家計を圧迫する項目ナンバー1は、なんと言ってもスマホ代です。契約内容を見直す、使っていないオプションを解約する、また格安スマホに変更するなどの工夫で、月に3,000円から4,000円浮くこともあります。

他にも、通信費、車代、生命保険料、読む時間がない新聞・定期購読雑誌、スポーツクラブ・回数をこなしきれていない料理教室の会費など、無駄な固定費があれば一気に見直しましょう。

参加する飲み会を選ぶことも大切

実家暮らしであれば家族と会話できますが、1人暮らしだと家に帰っても誰もいないので、たまには友達と飲みに行きたいですよね。そう考えると交際費はある程度仕方ないのですが、飲み会に1回行くと3,000円から5,000円かかり、家計を圧迫してしまうのも事実。

誘われるままに飲み会に行くのではなく、1ヵ月の飲み会にかける費用を決めておきましょう。先月の交際費は0円だったけど今月は2万円かかったというパターンより、毎月6,000円ほどと決めておく方が、支出が予測でき貯金しやすくなります。

節約できる金額がわかったらすぐに積み立ての準備を

これまでに紹介した固定費と交際費は、金額が見えるので節約の効果がわかりやすいものです。しかし、コンビニでの買い物や仕事中に食べるお菓子など、日常のちょっとした支出はなかなか意識しづらいですよね。せっかく固定費を削減しても、何もしないでおくとこうした日常のちょっとした支出に使い道が変わるだけで終わってしまいます。

固定費と交際費を見直したら、今までの生活と比べどれだけの金額が浮くのかを計算し、その額だけすぐに積み立ての手続きをしましょう。そうすることでようやく節約が貯金に結びつきます。

節約はやると決めたらすぐ実行しよう

1人暮らしだと節約もすべて自分でしなければならないので、コツコツ行う節約より一度契約を見直せば削減できる固定費と交際費の見直しを重点的に行いましょう。そして、それをいかに積み立て貯金に結びつけることができるかがポイントです。まずは必要のなさそうな毎月の支出をピックアップすることから始めましょう。

文・松岡紀史(ファイナンシャル・プランナー、ライツワードFP事務所)/fuelle

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