2019年7月9日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

G20後、これまでの調整相場からまたトレンドに戻すのかと思っていたが、調整が長引きそうだ。FRBは毎年、通常年2回、2月と7月に金融政策報告書(通称ハンフリー・ホーキンス)を議会に提出する。またそれに併せて上下両院で証言をすることになっており、今週は明日10日(水)がその日に当たる。その際、パウエルFRB議長がどのような証言をするかが注目されているが、おそらく既定路線の発言しかしないだろう。よって大きな動きはあまり見込めない。また、金利市場は先週の雇用統計の数字が強かったため、過剰に金利低下を織り込んでいた分だけ、少し戻している。ただ、米国が今月7月31日に利下げをすることは変わらないだろう。また7人の議員が年内2回の利下げを予想。その路線も、おそらく雇用が強かろうが株価が高くても変わらないと思っている。トランプ政権の意向に忖度しているのだろう。マーケットは。長期金利も調整しているとはいえ、大きく上昇はしていない。また今月7月ECB政策金利と声明発表があるが、こちらは動かないだろう。9月のドラギECB総裁の退任直前に金融緩和があるかどうかだが、夏休みに入るため、政策が動かなくなる。その時にもしかしたら米国はドル安方向の政策に持っていくのではないかと思っている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

目先は揉み合い相場となりそうだ。しばらくは方向感のない動きとなるだろう。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。