人口減少時代に不動産投資で成功できるのか、という疑問の声が聞かれます。しかし、魅力的な物件を見極め、戦略的に投資すれば、十分利益は上げられます。不動産投資の今後の可能性について、統計データから検証してみましょう。

人口減少時代だからこそ考えるべき不動産投資戦略
(画像=PIXTA)

人口減少時代に不動産投資をしても大丈夫?

日本の総人口は2010年頃から減少に転じ、様々な業種・業界に影響が出ています。観光業界や小売業界は人口減少を受け、日本国内ではなく海外に目を向け、インバウンド需要の取り込みに奮闘しています。

「人口減少が今後さらに加速する日本では、不動産投資業も先細りするのではないか」と心配する声を耳にするようになりました。しかし、人口減少時代だからといってすべての産業が衰退するわけではありません。また、社会全体が苦戦する中でも確実に利益をあげる企業・個人の存在があることも紛れもない事実です。

「人口減少時代」という言葉にひるむのではなく、まずは「すべての都道府県で人口減少が起きているわけではない」という事実をしっかり押さえましょう。総務省統計局のデータによると、2018年に人口が増加した都道府県は7つあります。増加率の高い順に、東京・沖縄・埼玉・神奈川・愛知・千葉・福岡です。実は、2017年もこの7都道府県の人口は増加しました。

人口が増加している、あるいは転出・転入の多い都道府県なら、不動産投資には十分未来があります。大切なのは、人口動態といったマクロ的な動向も踏まえて、収益の上がる物件を見極めることです。

魅力的な物件を見極めるポイント

人口が増加している都心部の魅力的な物件に、今後ますます人気が集中すると予想されています。したがって、早めに良い物件を押さえておくことが成功の確率を上げることになるでしょう。

物件を見極めるうえで、まず重要なのは立地です。JRや東京メトロをはじめとした人気の路線の最寄り駅であれば、借り手が見つかりやすいため賃料相場も高くなります。電車通勤するサラリーマンが多い都心部では駅からの距離も重要で、駅近な物件ほど良い物件と言えます。

また、地域によってファミリータイプが人気か、ワンルームタイプが人気かは異なります。立地が都心部なら安心というわけではなく、その地域において借り手が見つかりやすい魅力的な物件を選ぶことが大切です。

信頼できるパートナーを見つけることが不動産投資で成功するカギ

人口減少時代とはいえ、立地や戦略によっては不動産投資にはまだまだ成功のチャンスがあります。しかし、魅力的な物件を見極めるには情報や経験が必要です。

時間に余裕があるなら、自分で知識を身につけ、自分の足で物件や周辺環境を見て回るのもいいでしょう。しかし、働きながら不動産投資を考えている人や、本業を頑張りながら副業として安定収入を確保したい人は、信頼できる専門家を探すほうが効率的です。

不動産投資のアドバイスを専門とする会社には、最近のトレンドなど様々な情報が自然と集まってきます。個人で最新情報をすべて取得するのは並大抵のことではありません。専門家を活用することで、時間をあまり割かずとも、利益を上げ続ける可能性を高めることができます。(提供:ヴェリタス・インベストメント

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