ラグジュアリーな旅といえば豪華客船です。大海原を経て異国を訪れる、ロマンチックな時間が過ごせます。せっかくなので、「何に乗船するか」を重視して選んでみませんか。さまざまな豪華客船の特徴を見ていきましょう。
シンフォニー・オブ・ザ・シーズ
2018年に就航したロイヤルカリビアンクルーズの「シンフォニー・オブ・ザ・シーズ」は、船内に「7つの街」を持つ巨大な豪華客船です。乗員乗客を合わせて最大8,000名を収容できます。
船内にはロボットのバーテンダーがカクテルを作る「バイオニックバー」や水がテーマの屋外円形型劇場「アクアシアター」、高所からのスライダーが楽しめる「アルティメットアビス」などの施設があります。船の中で何日過ごしても飽きることはないでしょう。満足度も圧倒的な大型豪華客船です。
マイアミ出発、東カリブ海・西カリブ海を回る7泊8日のクルーズで7万5,000円~8万5,000円ほどと価格もお手頃です(別途マイアミまでの渡航費)。
MSCメラビリア (MSCクルーズ)
MSCメラビリアは、さまざまなシーズンで楽しめる工夫を施された豪華客船です。室内プロムードの天井には約480平方メートルのLEDスクリーンを採用しており、スクリーンに映し出された季節折々の風景や星空などを楽しめます。
そのほかにも巨大ウォータースライダー、サッカーや社交パーティなどが楽しめる「スーパーアミューズメントパーク」や「スポーツセンター」、VRマシンによる「バーチャルリアリティレース」などがあり、エンターテインメント性も考慮されています。
こちらはマイアミからの乗船、7泊8日で客室のグレードにより約6万円~18万円で利用できます。
ダイヤモンド・プリンセス (プリンセスクルーズ)
プリンセスクルーズの「ダイヤモンド・プリンセス」は、日本生まれの大型客船です。バー&ラウンジがいくつもあり、プールは4ヵ所、ジャグジーは6ヵ所、ミニゴルフコースやパドルテニスも楽しめます。
また、インターネットカフェや図書館などの仕事に役立つ空間もあります。プールサイドの屋外シアターと、最上階にある大人限定の隠れ家デッキ「サンクチュアリ」は、ぜひ楽しんでもらいたい空間です。
プリンセスクルーズなら、日本発着で手軽に旅に出られるのもポイントです。2019年の日本発着クルーズは、約7万円から利用できます。
クリスタル・クルーズ
クリスタル・クルーズは、1988年に日本郵船が設立したラグジュアリー客船会社です。
クリスタル・クルーズには、世界最高水準の客船で旅を満喫できる「クリスタル・シンフォニー」「クリスタル・セレニティ」などの客船があります。日本人でも安心して利用できるように、日本人スタッフが常駐しています。
ダイニングには日本料理もあり、外国の海の上でも不便なく過ごすことができるでしょう。クリスタル・シンフォニーの東京出港、上海・香港クルーズは、9日間で約50万円から利用できます。
キュナード・ライン
キュナード・ラインは、創業から180年以上という伝統あるイギリスの客船会社です。世界的に有名な「クイーン・エリザベス」をはじめ「クイーン・メリー2」「クイーン・ヴィクトリア」などがあります。すべて客室のクラスによってダイニングの仕様が分かれます。
クリーン・エリザベスは、船内にフィットネス・センターやアート・ギャラリー、そしてロイヤルコート・シアターなどを持つ豪華客船です。伝統的な曲線が美しい階段でレトロな気分も味わえます。
クイーン・メリー2は、アメリカ・ニューヨークからイギリス・サウサンプトン間を定期就航する大型客船です。洋上では最大規模のダンスホールや洋上初のプラネタリウムなど、この船ならではの施設を有しています。
クイーン・ヴィクトリアは、英国伝統の世界が楽しめる、エレガントでクラシックな客船です。海を見渡せるクラシカルなレストランや豪華なグランド・ロビーで、癒やしのひとときを過ごしましょう。
キュナードでは各客船でさまざまなコースが用意されており、価格もそれぞれに異なります。海外での出発・到着のクルージングになりますが、5日前後で約6万円から利用できるコースもあります。
ポール・ゴーギャン・クルーズ
インターナショナル・クルーズ・マーケティングの「ポール・ゴーギャン・クルーズ」は、南太平洋の浅瀬を航行可能な、小型のラグジュアリー客船です。タヒチを愛した画家ポール・ゴーギャンの名を冠したこの客船は、全室オーシャンビューで、プライベートバルコニーを設置している客室も多くあります。海をながめながらゆったりと船旅を楽しめるでしょう。
船上のプールのほか、船尾のウォータースポーツマリーナから、ウィンドサーフィンやカヤック、パドルボートなどを楽しめます。マリンスポーツ用品は、クルーズ中にレンタル可能です。
船にこだわって、豪華客船の旅に出かけよう
船旅は船上での時間がとても長いので、お気に入りの船に乗ることが大切です。街がそのまま船の上にできたような、長旅でも飽きない大型豪華客船も多々あります。ぜひ優雅な船旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。(提供:JPRIME)
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