2019年10月1日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
現在ゴールドが下落しており、天井形成のような動きをしている。ゴールドが上昇したのは、米国の金融緩和が鮮明になった6月で、おそらく金融緩和を背景に上昇したと思われる。しかしそれが落ちているということは、米国の金融緩和一服、金利低下一服ということだろう。
現在の為替相場の戦略やスタンス
来週10日(木)から米中通商協議が開かれるが、何らかの合意があるのではないかと市場は織り込んでいる部分もある。そして、おそらくその後リスクオンマーケットがやってくるだろう。現在スイスフランも上昇がストップしており、リスクオフの時に買われる、円やスイスフランが買われづらくなってきている。また、GPIFも外債投資拡大の意向との報道があった。米ドル/円は、米中のある程度の合意を前提に反転の可能性が出てきている。またユーロ/米ドルに関していえば、根強く戻り売りの流れが続きそうだ。
志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。