2019年11月12日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
現在はあまり動意のない相場だ。そんな中、英国の総選挙に関しては、ナイジェル・ファラージ率いるブレグジット党が保守党と対決しない姿勢を示したため、保守党勝利の可能性が高まってきた。それを受けて昨日11日(月)、ポンドが買われた。ただ、選挙まであと1カ月あるため、このまま上昇相場に入るという確信はまだ持てない。また米ドル/円に関しては米中の協議がどのようになるかで決まるが、交渉の状況が不透明なため、なんとも言い難いのが現状だ。
現在の為替相場の戦略やスタンス
現在唯一わかりやすいのが、ユーロ/米ドルだろう。1.1175~1.1180ドル辺りでダブルトップを形成しており、上昇幅は下方向に転じている。テクニカル的にみると、動きは緩やかながら1.0800ドル方向に軟化していくようにみえる。現在のわかりづらい相場の中では、ユーロ/米ドルのショートが良さそうだ。
志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。