2019年12月18日11時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

今週調整にはいったのがポンド。英国のEU離脱に伴う移行期間の延長をボリス・ジョンソン英首相が否定したことに対し、欧州委のウェイアンド貿易総局長は「また崖っぷちの状況に直面することになる」として、関係が突然断絶することを警告。先週13日(金)の英総選挙の結果を受け、1.3514ドル付近まで急騰していた英ポンド/米ドルが、ボリス英首相コメントで調整局面へ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

先週で米中貿易協議フェーズ1と英総選挙という今年最後の2大ビッグイベントは終了。欧米勢はクリスマス休暇にむけてポジション調整するところを、前述のボリス英首相コメントが出て英ポンド/米ドルの調整が早くなった展開。先週で2大ビッグイベントを終えたことで、マーケットは調整モードに入っているため、今週はリスクを抑えて基本様子見。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。