2019年のクリスマスはどのように過ごす予定ですか?最近ではクリスマスに「歌舞伎」をたしなむという粋な過ごし方も珍しくなくなってきました。この記事では2019年のクリスマスに鑑賞することができる各劇場の歌舞伎の演目などについて紹介しています。

歌舞伎座(東京):「たぬき」や「神霊矢口渡」、ギャラリーでの体験も

クリスマス,歌舞伎
(画像=gnohz/Shutterstock.com)

1878年に開業した東京・東銀座の歌舞伎専用劇場「歌舞伎座」では、12月2日(月)~26日(木)にかけて「十二月大歌舞伎」の公演が予定されています。「昼の部」と「夜の部」があり昼の部は午前11時開演、夜の部は午後4時半開演です。昼の部は「Aプロ」と「Bプロ」で演目が異なりAプロは「たぬき」「村松風二人汐汲」「壇浦兜軍記」、Bプロは「たぬき」「保名」「壇浦兜軍記」。夜の部の演目は「神霊矢口渡」「本朝白雪姫譚話」です。

特に歌舞伎の鑑賞が初めての人は、歌舞伎の鑑賞だけではなく「歌舞伎座ギャラリー」で歌舞伎に関するさまざまな体験をしてみてはいかがでしょうか。この歌舞伎座ギャラリーでは、「舞台で使われている道具を体験」「舞台で役者の真似する」「花道で記念撮影をする」といったことができます。

新橋演舞場(東京):宮崎駿原作の新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」の公演

東京の銀座6丁目にある「新橋演舞場」では2019年12月6日(金)~12月25日(水)にかけて宮崎駿氏の漫画「風の谷のナウシカ」を原作とする新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」の公演が行われます。「風の谷のナウシカ」の公演は、「昼の部」(午前11時から)と「夜の部」(午後4時半から)の通し上演です。

昼の部から夜の部にかけて「序幕:青き衣の者、金色の野に立つ」から「大詰:シュワの墓所の秘密」までの演目が通しで行われます。ナウシカ役として歌舞伎俳優の尾上菊之助さん、クシャナ役として中村七之助さんが登場。映画や漫画で描かれているナウシカの女性としての力強さや可憐さがどう表現されるのかに注目です。

国立劇場(東京):チャップリン生誕130年を記念した「蝙蝠の安さん」など

東京都千代田区の「国立劇場」では2019年12月4日(水)~2019年12月26日(木)にかけて歌舞伎公演として「近江源氏先陣館〜盛綱陣屋〜」「蝙蝠の安さん」が披露されます。「昼の部」は午前11時半開演、「夜の部」は午後7時開演です。このうち喜劇王チャールズ・チャップリンの傑作コメディ映画「街の灯」を原作とする「蝙蝠の安さん」はおすすめ。

チャールズ・チャップリン生誕130年を記念して披露されるもので歌舞伎俳優の松本幸四郎さんが主演を務めます。チャールズ・チャップリンのユーモアをどう歌舞伎で表現するかが見ごろこといえるでしょう。

南座(京都):人間国宝の坂田藤十郎さんなどの人気歌舞伎俳優が登場

改修工事を終えて2018年11月に2年ぶりに開場した京都市の「南座」劇場では、2019年11月30日(土)~12月26日(木)にかけて「吉例顔見世興行」が行われます。「昼の部」は午前10時半から「夜の部」は午後4時45分からで、それぞれに4演目の公演。昼の部は「輝虎配膳」「戻駕色相肩」「金閣寺」「仮名手本忠臣蔵」、夜の部は「堀川波の鼓」「釣女」「魚屋宗五郎」「越後獅子」です。

人間国宝である坂田藤十郎さんや片岡仁左衛門などの人気の歌舞伎役者などが多数出演します。

一風変わった粋な過ごし方をするなら

これまでとは一風変わった粋な過ごし方をするなら「クリスマス歌舞伎」はおすすめです。早速チケット情報をチェックしてみてはいかがですか?(提供:JPRIME


【オススメ記事 JPRIME】
超富裕層が絶対にしない5つの投資ミス
「プライベートバンク」の真の価値とは?
30代スタートもあり?早くはじめるほど有利な「生前贈与」という相続
富裕層入門!富裕層の定義とは?
世界のビリオネア5人が語る「成功」の定義