「ブルガリ ホテルズ&リゾーツ」は、イタリアのハイジュエリーブランド、ブルガリが手掛けるホテルです。ブルガリのハイエンドな世界観を活かしながら2004年のミラノでの開業を皮切りにロンドンやドバイ、バリなど世界の主要都市に次々とオープンしました。さらに2020年にはパリ、2021年にはモスクワでのオープンが控えているなど世界中から注目を浴びています。

そんな「ブルガリ ホテルズ&リゾーツ」が2022年に満を持して東京にオープン。そこで今回は東京にオープンするブルガリホテルの詳細について解説します。

場所は東京駅の目の前という絶好のロケーション

ブルガリホテル
(画像=olesea vetrila/Shutterstock.com)

建設予定地は、東京駅八重洲口の目の前という好立地。三井不動産などが参画してこの地を開発する「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」というビッグプロジェクトのうちの一つです。「ブルガリ ホテルズ&リゾーツ東京」は、建設される超高層複合ビルの39階から最上階の45階の7フロアに開業される予定。

東京のシンボルターミナルである東京駅へのアクセスはもちろん、皇居や銀座、日本橋といった観光およびショッピングエリアへのアクセスは抜群です。また丸の内や大手町、日本橋などといった金融ビジネス街へのアクセスも良好なため、ビジネス客の滞在も多く見込まれるでしょう。さらには同ビル地下2階部分には大規模なバスターミナルが建設される予定です。

また東京から成田空港や地方へ向かう高速バスの停留所が1ヵ所に集約されます。旅行者を含む利用者にとってはより一層便利になることでしょう。地上45階建て、高さ約240メートルという超高層ビルは、都庁などと同じレベルの高さに匹敵するため、ホテルからの眺めの良さは言うまでもありません。

ブルガリが本気で取り組むホテル事業

世界には“ラグジュアリーホテル”と呼ばれるホテルがたくさんあります。しかし採算や効率を優先しがちでブランド名ばかりが独り歩きしているホテルも少なくないのが事実です。「ブルガリ ホテルズ&リゾーツ」がホテル事業で最も優先しているのが宿泊者の満足度。すでに開業している世界の「ブルガリ ホテルズ&リゾーツ」の宿泊者の平均リピート率は60%に達しているというからブランドのホテル事業への本気度がうかがえます。

イタリアンモダンと東京が融合した洗練のホテル

「ブルガリ ホテルズ&リゾーツ東京」では、これまでの「ブルガリホテル」と同様にマリオット・インターナショナルとパートナーシップを組みメインターゲットを国内外の富裕層に据える予定です。インテリアデザインも以前と同じく著名なイタリアの建築設計事務所アントニオ・チッテリオ・パトリシア・ヴィールが担当しバーやレストラン、スパ、プールにボールルームやチャペルなどを展開するとのこと。

ブランドのスピリットでもあるモダンなデザインに卓越したクラフトマンシップによって生み出された空間。洗練されたイタリアン・スタイルのエッセンスを反映させながらも東京だけのデザインとしてメイド・イン・ジャパンや日本風のデザインを取り入れる予定です。世界にある他のブルガリホテルとの違いにも注目してみましょう。

東京駅周辺は2020年以降も再開発が進んでいきますが、そのなかでも日本での開業が初となる「ブルガリ ホテルズ&リゾーツ東京」のオープンには注目しておきたいところです。(提供:JPRIME


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