冬の北海道の観光スポットといえば、皆さんはどこを思い浮かべますか?多くの方はさっぽろ雪まつりが真っ先に思い浮かんだのではないでしょうか。実は冬の北海道には、他にも魅力的な観光スポットが多く存在します。今回はその中でもオススメの観光スポット、しかりべつ湖コタン、星野リゾートトマム「アイスヴィレッジ」の、千歳・支笏湖氷濤まつりをご紹介します。
札幌の冬を代表する一大イベント「さっぽろ雪まつり」
さっぽろ雪まつりは毎年2月上旬に開催され、札幌の冬を代表する一大イベント。国内外から毎年200万人以上が訪れ、メインとなる大通公園を中心に200基を超える氷像や雪像が立ち並びます。本物さながらに精巧に作られる世界の歴史的建築物や人気キャラクターの大雪像は大迫力。氷像や雪像を鑑賞するだけでなく、北海道のグルメを楽しむこともできるのも人気の要因です。
「大通会場」では、約1.5キロメートルにわたって雪と氷の世界が現れます。スケートリンクもあり、夜はライトアップされ、昼とは違う景色を味わえます。全体を眼下に見渡せる札幌テレビ塔から一望するのも良いでしょう。
「つどーむ会場」には、すべり台やチューブスライダー、スノーラフトなど、雪や氷で遊べる遊園地が用意されており。お子様と一緒にファミリーで丸一日遊べます。
「すすきの会場」では、繁華街に幻想的なイルミネーションや氷彫刻が並び、撮影スポットとしても人気があります。「ふれあいの広場」では氷像を見るだけでなく、触って楽しむことも出来ます。
2018年には、奈良・薬師寺の大講堂、音楽家バーンスタイン生誕100年や漫画家の手塚治虫さん生誕90年を記念した大雪像が披露されてました。2013年より行われているプロジェクションマッピングも毎年人気を博しています。
2019年には高さ15メートルのヘルシンキ大聖堂やスター・ウォーズのキャラクターの雪像が登場。第70回を記念しAR(拡張現実)技術を利用した企画も実施されました。
北海道の冬イベントはさっぽろ雪まつりだけじゃない
世界で唯一の氷上露天風呂を楽しめる 「しかりべつ湖コタン」
然別湖(しかりべつこ)の全面が凍った湖上には、氷と雪だけで作られる建物が並ぶ幻の村が、厳冬期の60日間限定で登場します。十勝地方にある然別湖は、北海道でもっとも高い場所にある湖で、「コタン」はアイヌ語で村や集落の意味があり、しかりべつ湖コタンには毎年4万人が訪れます。
昼はカフェ、夜はバーとなる建物は、光源の違いによって昼夜でまったく異なる色調を見せます。バーで使うアイスグラスは自分で氷から削り出して作るため、きっと楽しい思い出になることでしょう。
建物にはコンサートホールも併設され、週末にはアカペラや弦楽器、フォークソングなどのコンサートが催されます。お酒を飲みながら、雪と氷の壁に囲まれた屋内で響く音色は、ここでしか味わえない格別なものになることでしょう。
コタンでは湖の上で露天風呂に入れる世界で唯一の氷上露天風呂も用意されています。温泉は源泉掛け流しで、夜には星空の輝く絶景温泉となり、至極のひとときを満喫できるでしょう。宿泊できるアイスロッジや、夜にキャンドルが灯るアイスチャペルも注目です。
1日1組限定の氷のホテル 星野リゾート トマム「アイスヴィレッジ」
北海道最大級のスノーリゾート「星野リゾート トマム」に冬季限定でオープンするのが、「アイスヴィレッジ」です。マイナス30度にもなるトマムで、3.2ヘクタールのエリアに、氷で囲まれたドームが10棟以上並ぶ姿はとても幻想的です。
「アイスヴィレッジ」には、雪や氷、寒さをテーマとした氷の教会、氷のBar、氷の楽器屋、氷のすべり台、アイスリンクなどがあり用意されています。1日1組限定で宿泊体験できる「氷のホテル」では、併設の「氷の露天風呂」での入浴や、氷のリラクシングチェアでくつろげる「氷の湯上がり処」を堪能でき、今までにない体験ができるでしょう。
ライトアップされた幻想的な世界 「千歳・支笏湖氷濤まつり」
支笏湖の湖水をスプリンクラーで吹き付けて凍らせ、大小さまざまな氷のオブジェが並ぶ冬の祭典が「千歳・支笏湖氷濤まつり」です。昼は「支笏湖ブルー」に輝き、夜はカラフルにライトアップされて幻想的な世界が演出されます。
花火や力強い和太鼓の演奏、氷濤ウエディングなどのイベントが予定されており、会場内では軽食やオリジナルの「氷濤飴」が販売されます。氷濤すべり台や観光スポットの「苔の洞門」を再現したオブジェも毎年大人気です。(提供:JPRIME)
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