2020年3月3日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

先週はリスクオフで、株価の下落に連れて円高が進んだが、昨日2日(月)はリバウンド。株価はどうなるかわからないが、ここからは、各国の中央銀行が利下げ実施のフェーズに入ってくる。そのため、そうなると最も金融緩和余地の少ない円とユーロが上昇しやすい地合いになりそうだ。特にユーロはもしかしたら、久々に相場らしい相場になるかもしれない。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米国に関しては、金利がどこまで下がるかわからないが、今月、政策金利が0.50%下がることはほぼ織り込まれている。さらに、新型コロナウイルス問題の状況次第ではさらに下がるだろう。それに伴って米ドル/円は頭の重い展開となり105円方向を想定。そしてユーロ/米ドルは現在買われ過ぎなので、ある程度の調整はあるだろうが、1.15ドル方向に向かうのではないかと思っている。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。