2020年3月24日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

連日よくわからない動きが続いている。そんな中、各国の当局はさまざまな対応をしており、米国の経済対策も遅かれ早かれ承認されることになるだろう。問題はコロナの感染拡大がどこまで続くかで、その影響により資金繰りが苦しくなってしまった企業の破たんがどこまで広がるかだ。しかしながら、コロナ問題は、いつかは必ず収束する。年単位で続くようなことはなく、例えば2年後には確実に終わっているであろうし、早ければ1年後には収束しているだろう。そうなると現在の株価は、日本株は上がってしまったが、米国株は大バーゲン状態だ。確かに過剰に積み上がったレバレッジの解消や、社債市場の混乱などはあるものの、それでもコロナ問題さえ解決すれば、元に戻るとみている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

本年2020年の6月や7月にも各国のコロナピークは終わっているはずなので、金融市場は先取りしてリスクオンになってくる気がしている。今回の件で米国は金融緩和をかなり進めたため、米ドル/円などはピークアウトを想定。株価上昇・ドル下落の動きが、間もなく始まるのではないだろうか。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。