日々の買い物においても、スマホアプリやカードを使ったキャッシュレス決済の波がきています。今回は、このキャッシュレス決済の概要をおさらいするとともに、期間限定のお得な裏ワザ「ポイント3重取り」の仕組みとそのやり方をわかりやすく紹介します。

支払い方法と決済の仕組みから理解するキャッシュレス決済

キャッシュレス
(画像=Nattakorn_Maneerat/Shutterstock.com)

キャッシュレス決済の認知度が高まり、利用できる店舗も増加しています。しかし、サービスが多すぎて、結局どれを選ぶべきかわからない人も多いのではないでしょうか。

この多様なサービスは、支払いのための操作と、決済の仕組みで大別されます。まず支払いのための操作は、カードやスマホを使うものが主流で、カードを端末に挿し込む接触式や、読み取り端末に近づける、または軽くタッチする非接触式があります。またスマホのアプリではQRコードを読み取って支払い手続きを行うタイプもあります。

そして、キャッシュレス決済の仕組みとしては、クレジットカード、電子マネーがあります。クレジットカードは後払いですが、電子マネー決済は事前にお金をチャージして使うプリペイド方式が主流です。

支払い操作にカードを使うのか、スマホとするか、また、決済の仕組みにプリペイドとするのか、後払いとするのか。このあたりがサービス選びのポイントとなるでしょう。

おおよそのキャッシュレス決済では、買い物に応じてポイントが付与されます。このポイント獲得を重視するなら、クレジットカードと紐づけられるサービスを選ぶほうがお得と考えることもできます。続いては、このポイント獲得の裏ワザを解説します

キャッシュレス決済「ポイント3重取り」の仕組み

多種多様なキャッシュレス決済ですが、決済の方法をうまく組み合わせれば、1つの買い物で付与されるポイントを3重取りすることができます。キャッシュレス決済を駆使してお得に買い物する「ポイント3重取り」の裏ワザを紹介します。

ポイント取り1:クレジットカードからチャージ

まずはプリペイド型のサービスを選びます。使用するためにお金を電子マネーとしてチャージしますが、このときクレジットカードを紐づけ、クレジットカードからチャージをします。これによりクレジットカードの利用によるポイントを貯めることができます。例えば、楽天Edyを楽天カードでチャージすれば、200円で1ポイント獲得できます。

ポイント取り2:電子マネーによる決済

チャージができたら、実際の商品購入時に、電子マネーで支払いをします。この買い物により、ポイントが付与されます。この時点で、既にポイントの2重取りとなります。ポイントはサービスによってさまざまですが、通常は0.5%程度が多いようです。

ポイント取り3:政府のポイント還元制度

最後に、政府のポイント還元制度を利用します。これは2019年10月の消費税率引き上げに伴い実施されている制度で、対象店舗にてキャッシュレス決済をすると、買い物金額の最大5%が還元されます。これは2020年6月までの制度なので、このお得な期間を逃さないようにしましょう。

獲得できるポイントやポイント還元率は、利用するサービスや使用する店舗によって異なります。気になるサービスを見つけたら、その詳細は確認してみましょう。

小さなひと手間が大きな利益につながる

毎日の買い物は、積み重なれば大きな金額になります。期間限定の裏ワザ「ポイント3重取り」をいつ始めるかで、貯金額にも差が生まれるかもしれません。現在のひと手間は、将来の大きな利益を生みます。キャッシュレス決済に興味をもちながらまだ始めていない人には、いまが現金決済から乗り換えるよい機会ととらえて、検討してみてはいかがでしょうか。(提供:Wealth Road